第60回理工展 2013

2013年11月2日、3日の2日間、早稲田大学理工キャンパスにおいて第60回理工展が行われました。私達応用化学科学生委員会は、さまざまな企画を行い理工展に参加しました。

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   屋台班

 屋台班では本年度はモッフルを販売しました。モッフルとは切り餅をワッフルメーカーで焼いたもので、トッピングはあんこや砂糖醤油など5種類用意しました。屋台班の呼び込みの甲斐あり、両日完売するという大盛況ぶりでした。また昨年好評であったコインゲームを今年も行い、多くの方が楽しんでいらっしゃいました。

↑興味深々な高校生たち ↑頑張って作っています!


   実験班

 昨年度も幅広い年齢層の方々にご来場していただき、どの実験企画も大変好評でした。応用化学科らしい、化学が楽しいと感じられる企画が出来たと思います。
 不思議な虹色試験管
 野菜に含まれるアントシアニンのpH変化による分子構造と発色の変化を利用して、さまざまな色の溶液を調製したり、試験管内で展示したりしました。来場された方誰もが色鮮やかな試験管に見入っていました。
 スーパーボール
 洗濯のりと食塩からPVAの塩析反応を利用してスーパーボールを作成しました。完成したものは持ち帰ることが出来るということで、小さい子どもに大人気でした。また家庭でも簡単に用意できる材料を用いたため、「家でまた作りたい」と言って頂けました。
 オリジナル電池
 この企画では、解剖した乾電池を展示したり、アルミ缶電池や炭を使った空気電池の演示をしたりしました。保護者としていらっしゃった方々電池に夢中になっている姿が印象的でした。
 滴定実験
 実際に大学の授業で行われている実験を体験して頂きたいという趣旨で滴定の体験を行いました。化学に興味のある高校生や他学科や他大学の大学生など、普段使わない実験器具に苦戦していました。また安全上小さなお子さんは体験できませんでしたが、滴下量によって色が変化する様子を学生委員が演示しました。

↑頑張って解説しました ↑目で見て楽しめる実験 ↑親子で夢中

   展示映像班

 応用化学科の紹介を目的として、実際に学生が使用している教科書やノート、各学年の時間割を展示したり、CMやテレビ番組を応用化学科らしくアレンジして動画を作成、放映したりしました。昨年に引き続き応用化学科を目指す高校生が多く訪れ、学生の生の声を聞ける良い機会が提供できました。また映像は例年以上の好評価を頂き、何度も観る方が多くいらっしゃいました。学生部会に所属しない応用化学科の学生や、理工の他学科の学生にもたくさん来場して頂けて嬉しく感じました。

↑応化生の生活についての展示 ↑教科書の展示 ↑おもしろい映像ばかりでした
 例年11月に行われる理工展ですが、理工展に関する準備は3月からスタートしました。どうすれば理工展を盛り上げられるか、どうすれば応用化学科をアピールできるか、さまざまな意見を出し合い、準備を重ね、昨年度も最高の理工展を迎えられたと思っております。 最後に、お力添えを頂いた応用化学科の先生方、多方面から支援をしてくださった  (前)会長をはじめとする応用化学会のOB・OGの方々、高橋事務局長、理工展に足を運んでくださった多くの方々に深く感謝申し上げます。 今年度も昨年度以上の活動ができますよう、学生部会をよろしくお願いいたします。

スナップ写真は →  こちらから
(文責;2013応用化学科3年 柏木 佑紀 写真提供;応用化学科学生委員会 広報)
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