応化品川囲碁クラブ 例会記録 2006





第十八回6月度月例会の報告:平成18年6月3日(土)

 今月も常連が集い、和気藹々の対局が続いた。囲碁との係わり合いが学生時代あるいはそれに準じ、棋力の高いメンバーが多いのがこの部会の特徴であるが、初級者への指導碁のレベルも中々である。

対局終了後、懇親会に移るタイミングに、いつも興味ある話題を提供される工藤飛車、平林浩介両氏が現れ、ワインの席が大いに盛り上がった。
特に、今や伝説化している早稲田の誇る囲碁名人「村上文祥先輩」について学生時代囲碁部からの長いお付き合いをされた工藤氏からいろいろな秘話がご披露された。
プロ棋士と互角といわれた飛びぬけた棋力を有する他、人から好かれる人格、家族思いであり、荏原製作所(株)の副社長を勤められ、社長直前まで行かれた文武両道の人だったとの事である。

最後に7月度「伊東・研修旅行」のスケジュール等を確認してお開きとなった。
出席者・工藤、速水、平林、水瀬、平田、堀井、鶴丸、豊田、吉田、岡本

―岡本記―

第十九回7月度月例会の報告:平成18年7月1日(土)

 応化会活性化委員会・河野交流会委員(新14)の御世話でニチレキ社「池田庵」を利用し、初の一泊二日の月例会を催した。池田庵は、伊東の一碧湖湖畔にあり、隣接して「池田20世紀美術館」がある緑豊かな、静かな庵である。
池田庵管理人が4段の腕前で、碁盤、碁石等準備万端整えて頂いた。

 12時30分伊東駅集合、昼食後、14時に入寮、水瀬氏準備の棋力別持点表に沿って総当たり戦の火蓋が切って落とされた。
大きな鯉が悠然と泳ぐ池、見事に管理された日本庭園に囲まれた和室で打つ石の音が響く。正に囲碁の醍醐味である。
水瀬氏が一人抜け出し、対局を全勝で飾った。堀井氏も絶好調で、対局者に悲鳴を上げさせていた。
夕食後は残りの対局、翌朝も引き続き対局、庵の管理人も忙しい中、参加頂いた。対局終了後、隣接した池田美術館を見学。20世紀を代表する画家達の作品に癒され、帰途に着いた。
出席者:速見、平林、水瀬、鶴丸、堀井、吉田、豊田、岡本

―岡本記―

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第十七回5月度月例会の報告:平成18年5月6日(土)

ゴールデンウィークの5月6日(土)に第17回例会が恒例の品川囲碁クラブで開催された。
世の中、連休の最後となる週末であったが、リタイヤー組が多い割には集まりが少なく、6名での開催となった。それぞれが2〜3局打ったころ、少し早めの切り上げとなり、同じフロアーにある居酒屋へ繰り出して、懇親会となった。途中から、早めに碁会所を閉めて鶴丸席亭も加わり、宴会となった。話題は八方に広がったが、会の今後についての話題もあり、記憶をたどると以下の話題があった。

  1. 会のメンバーは相当増えたが、実際の参加者が少なくなってきた。誰が出席するか事前に分かるほうが出席者が増えるのではないか。
  2. 何となく互いの棋力は分かってきてはいるが、たまに来る人も持ち点制などを実施すれば分かりやすい。
  3. 女流棋士を呼んで指導碁をお願いする件は、候補の棋士に席亭から打診してもらう。
  4. 一泊で温泉合宿する件は、7月1日〜2日の日程で募集してみることとした。候補地は伊豆伊東温泉。
今回出席者(敬称略):水瀬、平林、平田、吉田、岡本、鶴丸、豊田
以上          (文責:豊田)
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第十四回2月度月例会の報告:平成18年2月4日(土)

 今年の冬は殊のほか寒く冷えます。1月下旬から2月初旬は激寒のピークでした。寒さに影響されたのでしょう。参加者は少なく6名でしたが、懇親会にはハイインテリジェンスの令夫人がお二人参加されて、計8名となり、懇親は大いに盛り上がりました。昭和30年後半の学生デモについてはそれぞれの経験話を語りあいました。
 年初の計である女流プロ棋士をお呼びしてご指導を仰ぐ件については出席者全員賛成につき、具体的に進めることになりました。差し当たり、中島恵美子初段と新海洋子五段には鶴丸席亭が直接折衝することを決めました。
 関西囲碁発足支援の件は、吉田さんが直接平沢さんに電話することを約束されました。品川の冬の夜に、イタリアの赤ワインをボトル2本、8人で分け合って飲み干し、全員いい気分で帰路につきました。極めて健康的な一日でした!
 参加者:平田、吉田、豊田、岡本、岡本令夫人、鶴丸、鶴丸令夫人、下井

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第十三回月例会の報告:平成18年1月7日(土)

 第13回例会は、新年初打ち会として、お屠蘇気分も抜けきらない松の内の開催となった。

 丁度2年目に入り気分も新たにということか、久し振りに熊本さんが参加され、1時過ぎには速水7段を交えて4面で対戦が始まった。13回目ともなると、互いの棋力もほぼ掴めるようになり、置く石の数も決まってきた。それぞれが対戦相手を変えて、二,三局打ったところで、工藤名誉会長が見え、鶴丸席亭との対戦がはじまり、観戦する者、さらに対局を続ける者など、6時すぎまでたっぷりと初打ちを楽しんだ。

 その後、碁の会は懇親会に変わり、机上の碁盤を片づけ、紙コップ、紙の皿に置き換えて、席亭の奥様の心づくしの料理も並んで新年会となった。工藤名誉会長(33年卒)の原語によるシャンソンのご披露を皮切りに、話は各自のキャリアーから趣味など八方に広がった。福田暉雄さんは時折地元で趙治勲名誉名人と手合わせをされて、勝ったり負けたりの由、但し囲碁ではなくテニス。
前回に提案のあった、関西の有志に声をかけて関西囲碁クラブの開設の呼びかる件は、2、3の有志の感触があった旨報告があった。また、女流プロ棋士を呼んで他面打ちと指導碁をお願いする案を具体化することになり、それぞれが希望の女流棋士の名をあげたが、さし当たって席亭の心当たりがある棋士に交渉をお願いすることにした。

新年のこともあり、多めに準備したアルコール類も無くなるほど話は弾み、9時を回る頃に散会した。
参加者:工藤(新8)、熊本(新8)、速水(新9)、(以下新13)下井、平田、吉田、堀井、鶴丸、福田、豊田

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