同期会便り

新制8回(昭和33年卒)のクラス会が開かれました。

 本年3月に仲間の平田彰教授の退職記念会が催され、それに多数(34名)の仲間が参加することになったので、毎年3月に開催しているクラス会を延期し、9月20日に大隈会館で開催した。出席者26名。

 平田彰名誉教授の乾杯で始まった会は相変わらずの和気藹々。出席者全員からの恒例の3分間スピーチ。数年前からこの会では「孫と病気」の話はしてはならないとのルールをつくったが、孫はともかく、病気の話は避けられない。それも皆さんが日頃、健康に気をつけておられ、その努力の話は聞いて差し上げなくてはいけないとお互いに思うようになってきた。

 それにつけても、かってはその業界に知らぬ者がないと言われたモサ連中が引退後の今は、書道を学び5段になった、ハーモニカの仲間で老人ホームや地域社会でボランティアの演奏会をしている、幼少者向けの教室に通ってバイオリンを習っている、身障者・老齢者向けにマージャンを楽しむ会のリーダーをしている、健康回復のため山歩きを始めてからすでに地球一周の半分の距離を歩いた、自宅で老齢者対象のパソコン教室を開いている、油絵を描き続けて定期的に銀座の画廊で個展を開いている、早稲田大学のオープンカレッジに通っている・・・との新しい生活の経過報告とともに、一方、現役のオーナー社長の一人が昨今のわが国の経済・産業活動が確実に景気上昇の方向に向かっているとの実感を語ってくれた。

 また、欠席者26名からは返信はがきに近況が書かれており、出席者全員に回覧した。
 約2時間半の会合も、瞬くお開きの時間となり、最後に校歌をテープの伴奏つきで、みな肩を組み、元気よく歌いあげた。
 なお、クラス会の幹事は、毎回、持ち回りで変わり、今回は釖持忠男、熊本行男ならびに国原徹の3名が幹事をつとめた。
(2005・9・30記)