応用化学会では、活性化活動の一環として交流会(主に講演会)の充実、
ホームページの強化、年会費納入の推進、応化会奨学金制度の確立、会員名簿の整備及び活動基盤の強化等の推進により、組織の充実を図ってきました。
それらの活動は、会社の就業を終えた60歳以上のまだ元気な会員(約30名)によるボランテイア活動を通じて続けられております。
この度、上記の活動に加えて、応用化学科と共同で、学部3年、修士1年の 企業への就職を目指す学生を対象として、就職談話室を設立することになりました。古いとは言え我々の経験が、企業の選択に直面する後輩の役に立てばとの趣意であります。学生諸君にとっては、今後の就職先企業の選択にあたり、必ずや参考となる情報が得られるものと考えております。
来る9月30日(土)に第1回のフォーラムを開催します。予め学生からの
アンケート結果を踏まえて設定したテーマについて、パネルディスカッション形式で、各分野で活躍しているOBに、その経験談を交えて討議していただきます。その上で、学生からの質疑応答を実施することにしております。
談話室は、決して個別の相談を受けアドバイスする組織ではなく、飽く迄、各々のOBの経験を通じて後輩に何かを伝えたいと言う善意に基づくものです。
我々の抱える問題は、60歳以上のメンバーは男性集団であり、昨今の応化学生(女生徒約25%)の要望に到底答えることが出来ません。そこで1980年以降の学部卒業生で、各分野でご活躍の皆さんのご協力を頂き、その経験談をまとめ披露させて頂き度いと思います。又、応用化学科及び応用化学会の多くの 会員からのご協力をいただきましたが、フォーラム終了後、就職戦線へ出陣する学生諸兄を激励する会を開きますので、OB諸兄の参加を期待しております。