本年度、新入生を迎え入れた応用化学科。これからの大学生活について期待や不安を抱く新入生に、先生方や先輩学生からの交流を図る場であり、友人の輪が広がる機会を提供する場、それが新入生オリエンテーションである。
応用化学科学生委員会は、今年度の一年生の担任である先生のご指導のもと、会議や先生方へのインタビュー等を行い、準備を進めてきた。昨年までの反省点を踏まえつつ、新入生により楽しんでもらうことを目指した今回のオリエンテーションを振り返らせていただきたいと思う。
オリエンテーション初日。今年のオリエンテーションキャンプは5月1日、2日というGWを挟んでしまう日程で行われた。新入生が西早稲田キャンパスに集合し、出発前に簡単なガイダンスを行った後、軽井沢セミナーハウスへ出発した。なにより心配だったのはGWのラッシュで時間通り無事に軽井沢につくことができるかどうかだった。軽井沢に到着したときには1時間遅れというまずまずの時間で到着し、新入生はすぐさまオリエンテーション(先生や委員長からの挨拶等)を受けた。
時間が押しているのもあって、すぐに新入生はGM1(グループミーティング)を行った。GM1とは、助手と学生委員の二人が新入生に大学生活、研究内容、いろいろな話をするというものだ。研究の話は高校を卒業したばかりの学生たちには少々むずかしすぎたようだ。もちろん、自分たち2,3年が聞いてもまだまだ解りかねる領域だが...。
GM1が終わると全員で夕食をすませ、GM2を行なった。GM2は今度は院生と学生委員とが話をするというものだ。風呂、食事を済ませ、みなリラックス(なかには眠そうな人も)した感じで参加していた。話の内容は、サークル、バイト、テスト、恋愛、みんなが知りたがっていたり興味がある内容ばかりだったのでかなり盛り上がっているグループもあった。
夕食の後、今度は学生委員や先輩学生と新入生との交流を図るグループミーティング2(GM2)が行われた。GM1同様少人数のグループで行い、授業やアルバイト・サークルといった私生活のことなど、応用化学科の先輩がどのように学生生活を送ってきたのかを話題にし、多くの新入生が抱えているであろう不安や疑問を解消する目的で行った。先輩学生から見た大学生活を知ることができ、GM1とは異なる充実感が得られたのではないかと思う。
夕食後のグループミーティング(GM2) |
|
運動会の様子 |
その後、おぎのやまで移動し、昼食をとり、西早稲田キャンパスにて解散となった。
オリエンテーションを通じて、ずっと天気がよく、新入生にはとても良い思い出になったと思います。新入生同士の仲が深められたようで、また応用化学科がどのような学科なのか少なからず知ることができ、充実した二日間であったと思う。この機会に知り合った友人を大切にし、これからの大学生活を共に歩んでいくことを願っている。
(文責:応用化学科3年 浅羽健太郎)