新入生オリエンテーション2010

 本年度、新入生を迎え入れた応用化学科。これからの大学生活について期待や不安を抱く新入生に、先生方や先輩学生からの交流を図る場であり、友人の輪が広がる機会を提供する場、それが新入生オリエンテーションである。
 応用化学科学生委員会は、今年度の一年生の担任である先生のご指導のもと、会議や先生方へのインタビュー等を行い、準備を進めてきた。昨年までの反省点を踏まえつつ、新入生により楽しんでもらうことを目指した今回のオリエンテーションを振り返らせていただきたいと思う。

スケジュール

(第1日目 5月1日(土))
9:00 52-101集合
9:30 西早稲田キャンパス発
13:00 昼食
13:30 応化ガイダンス
15:00 GM1顔合わせ
15:30 GM1
18:00 夕食
19:00 入浴・自由時間
20:00 GM2
21:00 自由時間・就寝

(第2日目 5月2日(日))
6:30 起床
7:30 朝食・部屋清掃、荷物整理
8:20 スポーツ会
12:30 出発
13:00 おぎのやにて昼食
17:00 西早稲田キャンパス着

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第一日 5月1日(土)

 オリエンテーション初日。今年のオリエンテーションキャンプは5月1日、2日というGWを挟んでしまう日程で行われた。新入生が西早稲田キャンパスに集合し、出発前に簡単なガイダンスを行った後、軽井沢セミナーハウスへ出発した。なにより心配だったのはGWのラッシュで時間通り無事に軽井沢につくことができるかどうかだった。軽井沢に到着したときには1時間遅れというまずまずの時間で到着し、新入生はすぐさまオリエンテーション(先生や委員長からの挨拶等)を受けた。

 時間が押しているのもあって、すぐに新入生はGM1(グループミーティング)を行った。GM1とは、助手と学生委員の二人が新入生に大学生活、研究内容、いろいろな話をするというものだ。研究の話は高校を卒業したばかりの学生たちには少々むずかしすぎたようだ。もちろん、自分たち2,3年が聞いてもまだまだ解りかねる領域だが...。

 GM1が終わると全員で夕食をすませ、GM2を行なった。GM2は今度は院生と学生委員とが話をするというものだ。風呂、食事を済ませ、みなリラックス(なかには眠そうな人も)した感じで参加していた。話の内容は、サークル、バイト、テスト、恋愛、みんなが知りたがっていたり興味がある内容ばかりだったのでかなり盛り上がっているグループもあった。

 夕食の後、今度は学生委員や先輩学生と新入生との交流を図るグループミーティング2(GM2)が行われた。GM1同様少人数のグループで行い、授業やアルバイト・サークルといった私生活のことなど、応用化学科の先輩がどのように学生生活を送ってきたのかを話題にし、多くの新入生が抱えているであろう不安や疑問を解消する目的で行った。先輩学生から見た大学生活を知ることができ、GM1とは異なる充実感が得られたのではないかと思う。

夕食後のグループミーティング(GM2)
第二日 5月2日(日)

 二日目は、2日目は天気は最高に良く、絶好の運動会日和だった。朝食後、グラウンドに集合した新入生を10チームに分け、今回の種目は、大縄飛び、風船割り、綱引きを行った。大縄飛びと綱引きは去年と同様、いい盛り上がりを見せ、まさにチーム一丸となって必死に楽しんでいた。綱引きでは、学生委員も参加する形となり、自分たちもおおいに楽しめた。

 今回初となる風船割り、ルールは、制限時間内により多くの相手の風船を割り、自分たちの風船を割らせないという騎馬戦のようなものだ。ただ、風船は各参加者の足に固定されている。男女の風船には違う点数が割り当てられ、みな女性を守り、みなが女性を攻めるのが得策のように思えた。しかし、乱戦ということもあって目の前の敵に必至でそんな余裕はなかったようだった。あちこちから悲鳴が聞こえ、狭いコートはひどいことになっていた。試合が終わるころには何人も倒れこんで息を切らしていた。運動会が終わり、表彰と優勝者には賞品が渡された。



運動会の様子

 その後、おぎのやまで移動し、昼食をとり、西早稲田キャンパスにて解散となった。
オリエンテーションを通じて、ずっと天気がよく、新入生にはとても良い思い出になったと思います。新入生同士の仲が深められたようで、また応用化学科がどのような学科なのか少なからず知ることができ、充実した二日間であったと思う。この機会に知り合った友人を大切にし、これからの大学生活を共に歩んでいくことを願っている。

ご協力してくださった教授や助手の方々をはじめ、先輩学生そして応化学生委員のみなさん、ありがとうございました!!


(文責:応用化学科3年 浅羽健太郎)

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