本年度、約160名の新入生の新入生を迎えた応用化学科。東日本大震災の影響があり、従来とは異なり、今年の新入生オリエンテーションは、7月の開催となった。これからの大学生活について期待や不安を抱く新入生に、先生方や先輩学生との交流を図り、友人の輪をより一層広げる場である新入生オリエンテーション。
応用化学科学生委員会は、今年度の1年生の担任である先生のご指導のもと、新入生にとってより良いオリエンテーションにすべく、準備を進めてきた。今年の新入生オリエンテーションを振り返らせていただきたいと思う。
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今年のオリエンテーションは前述のとおり、7月の開催となった。
オリエンテーション初日、新入生が西早稲田キャンパスに集合し、簡単な挨拶を行った後、セミナーハウスへ出発した。渋滞にも巻き込まれず、予定通り、セミナーハウスに到着した。
セミナーハウス到着後、先生方によるガイダンスが実施された。応用化学科の今後のカリキュラム等の説明があり、応用化学科に属する者として、今後の大学生活に欠かせない情報であった。
その後、夕食、お風呂を済ませ、少人数のグループに別れ、先生方との対話(GM1)及び先輩学生との対話(GM2)を実施した。GM1では、普段なかなかお話する機会のない先生方との交流ということで、新入生は、少し緊張している様子も見受けられたが、話の内容は、ここでしか聞くことの出来ない情報ばかりで、新入生には大変有意義な時間であったと思われる。GM2では、先輩学生との交流ということで、GM1に比べて緊張した様子は見受けられなく、授業とアルバイトやサークルとの両立等、私生活や新入生が抱いている不安について先輩学生が経験的なアドバイスをしており、新入生も今後の自分の大学生活に関わってくるためか、あちらこちらから声が上がり、とても盛り上がっている様子で、GM1とは異なる充実感が得られたことだろう。
2日目は、従来と趣向を変え、スポーツ大会の前にミニ講演会と題して、各先生方の研究内容を短い時間ではあったものの、お話していただく機会を設けた。1日目のGM1では、限られた先生方のお話しか聞くことが出来なかったせいか、新入生は、各先生のお話により耳を傾けている様子であった。
その後、従来どおり、スポーツ大会を実施した。今回のスポーツ大会では、ドッヂボールと綱引きを採用した。ドッジボールでは、残った人数を点数化するルールを設け、更に、チームのリーダーを決め、そのリーダーが残った場合の点数を高くしたことから、リーダーを狙った攻撃によりあちらこちらから歓喜や悲鳴とも聞こえるような声が聞こえ、とても盛り上がっていた。また、「ドッヂボールをするのが久々」との声も聞こえ、応用化学科学生委員会としても、種目としてドッヂボールを選択し、新ルールを設けたことが良かったと思われる新入生の盛況ぶりであった。
次の綱引きであるが、実施途中に雨が降ってきたこともあり、時間短縮で行った。しかし、とても盛り上がり、雨が降っていることなど関係ないかのような賑やかさであった。
スポーツ大会終了後、優勝チームには景品を渡した。その後、バスに乗り込み、帰りも予定通りのスケジュールで西早稲田キャンパスに無事到着し、解散した。
今回のオリエンテーションでは、GM1、GM2、スポーツ大会とグループを全て同じ人員構成にしたため、その中での絆が深まったと考えられ、また、そこでの出会いを今後の大学生活の中でも活かして欲しいと感じた。更に、出会い以外の面においても、この2日間の経験を今後の大学生活に活かしていただけることこそが、我々応用化学科学生委員会の願いでもある。
また、最後になりましたが、今回のオリエンテーションに協力してくださった先生、助手の方々をはじめ、先輩学生、学生委員の方々にはこの場をお借りして改めて御礼申し上げます。御協力ありがとうございました。様々な方々のお力添え無しには、今回のオリエンテーションの成功はなかったと感じております。本当に有難うございました。