第58回理工展 2011(11月5日〜11月6日)

今年、応用化学科学生委員会は高分子研究室・西出教授に教えて頂いた「chem-is-try!」をキャッチフレーズに、40人を超える応用化学科学生委員の新1年生を迎え、例年同様屋台・映像・実験班に分かれて第58回理工展に出展しました。

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屋台班では「おしるこ」と「プチパンケーキ」を販売しました。
プチパンケーキにはいちご、チョコ、メープル、アップルシナモンの4種のトッピングを準備しました。理工展当日は少し肌寒かったこともあり、温かいおしるこは来場者の冷えた体を少しでも温めることができたのではないでしょうか(もちろんプチパンケーキも大変な人気でした)。
また、屋台班の売り子は今年から復活した応用化学科学生委員会のえんじ色のはっぴを身につけ販売しました。


  意外にみんなはっぴが似合う

今年の学生委員会の看板です!

さらに、今年はタイ洪水及びトルコ地震のための募金活動も行い、屋台班における売上の一部を在日タイ大使館と在日トルコ共和国大使館に寄付致しました。


実験班では「芳香剤を作ろう」「ルミノール反応」「燃料電池」の3つの実験を行いました。
会場は56号館5階の実験室ということで足が遠のくお客さんもいるかと予想されましたが、たくさんの来場者の方々が来てくださいました。


芳香剤を作っています!
見学しているお母さんも楽しそうですね


芳香剤の実験では作った芳香剤を持って帰ることができるということもあり、特に女性に人気がありました。
想定していた来場者を超え、お持ち帰り用の容器が無くなっても実験をしてくださる方がいるほどの人気ぶりでした。


燃料電池に関しては、当日の朝まで実験が成功しないというハプニングもありましたが、なんとか開場までに成功させることができました。

燃料電池の実験中です!


「ルミノール」はよくサスペンスドラマなどで聞くということで、多くの方がいらっしゃいました。
この実験は発光現象なので、小さなお子様達だけでなく大人の皆さまからも大変人気がありました。

1年生も積極的に実験内容の説明をしたり、2,3年生の手伝いをしてくれたりとみんなで力を合わせて会場を盛り上げていきました。


今年はいつも使用している54号館が改装工事中ということで、映像班は実験班と同じ56号館の実験室で出展しました。
また、今年から例年のポスター展示に加え、応用化学科の各研究室に実際に研究室で使用している物をお借りし、展示させて頂きました。


   蛍光試料の展示

       クロコウジカビ

展示物があることによって、応用化学科に興味を持って頂けているなと実感致しました。

さらに、1カ月前から撮影を行い、映像班の各学年が作成した映像を組み合わせることによって面白い映像ができました。教授インタビューでは平沢先生と桐村先生にご協力を頂き、NHKの「プロフェッショナル」のパロディー映像を作製致しました。


桐村先生、平沢先生と今年の司会進行2人!

今年の理工展は例年とは異なって学生委員会として約70人での理工展開催でした。
人数が多い事で大いに盛り上がることができたと思います。

理工展を開催する事で、来場者の方々に応用化学科を僅かながら知って頂けたこと、応用化学科に興味を持って下さる方がいらっしゃったことはもちろん、学生委員会として一致団結して理工展を盛り上げる事ができたこと、さらに学生自ら応用化学科を紹介する事によって、学生自身応用化学科に対する印象の持ち方が変わったことなど、得られた事がたくさんあると思います。

また今回の理工展開催において応用化学科学生委員会として新たに課題も増えました。来年は、応用化学科現2年生が今年の反省点もふまえ、よりよい理工展の運営をしてくれると期待しております。

最後に、理工展開催においてお力添えをいただいた応用化学科の教授陣、各研究室の方々、さらにこのような場を設けて頂き、人的・経済的な支援をして下さった河村 宏会長をはじめとする応用化学会のOB・OGの方々、高橋事務局長、理工展に足を運んで下さった方々に深く感謝申し上げます。

(文責;応用化学科3年 岩崎 莉沙、写真提供;広報委員会(相馬広報委員長))
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