平田 彰奨学金受給者
故平田彰先生は、1958年に早稲田大学理工学部応用化学科を卒業後、引き続き
大学院修士課程、同博士課程に進学され、1963年に早稲田大学理工学部助手に嘱
任されました。その後専任講師、助教授を経て、1973年より2005年3月まで
早稲田大学理工学部教授を務められ、多くの卒業生を送り出されました。また、異相
系接触換作における移動現象論に関する研究分野において多大な業績を挙げられま
した。本奨学金は、平田彰先生が2005年3月の定年退職の折に(その後早稲田大
学名誉教授)、本学の修士課程から博士後期課程に進学を志す学生を対象とし、応用
化学の学問に立脚して世の中の人々の真の幸せに貢献できる研究者の育成を目的と
して、先生からの御厚意による寄付金を基に設立されました。
2015年度
- 佐藤 陽日 君
α.β-不飽和イミドに対する酸素官能基の立体選択的な1,2-付加反応の開発研究および抗生物質Baulamycin A の全合成研究」
2014年度
- 山田 雅之 君
「自動車用ディーゼルエンジン白煙低減技術開発の研究」
2013年度
- 牛木 章友 君
「難培養性亜硝酸細菌Nitrospiraの分離培養および機能解明」
- 宮本 龍樹 君
「自滅微生物を用いたバイオレメディエーション技術の向上」
2012年度
- 佐々木 優斗 君
「ラジカルポリマー/無機複合体の作製と電荷輸送特性」
- 中村 竜也 君
「トリカブト毒aconitineの全合成研究」
2011年度
-
向井 大揮 君
「Ni/ベロブスカイト型酸化物系触媒における金属と担体の相互作用の
解明と機能向上」
- 松尾 伸史 君
「ナノギャップ電極を用いたポリジアセチレンの高次構造変化と電気
特性の相関性解」
2010年度
- 助川 敬君
「ラジカル高分子の合成と有機電極特性」 >
- 古田 篤史君
「海洋生物抽出液からのC型肝炎ウイルス由来ヘリカーゼ阻害剤の探索」
2009年度
- 高橋 克行君
「グラフト重合による電子機能高分子の合成」
- 迎田 裕貴君
「天然生理活性物質の仝合成および新規反応の開発」
2008年度
- 井筒 義行(M2)(指導教授 松方 正彦教授)
「ペロブスカイト坦持金属によるメタン水蒸気改質」
- 藤谷 拓嗣(M2)(指導教授 常田 聡教授)
「新規分離培養手法の開発と難培養性微生物のメカニズム解明〜亜硝酸化細菌Nitrospira〜」
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