黒田先生、管原先生受賞お祝いの会が開催されました。

2016年1月17日、 雄大なる眺望を誇る六本木アーク森ビル37階「アークヒルズクラブ」にて「黒田一幸先生、管原義之先生の受賞をお祝いする会」が開催された。本会は、黒田先生が2015年3月に第67回日本化学会賞を、管原先生が第39回化学教育賞を受賞されたことを寿ぎ、 120名を超える卒業生が一堂に会して行われたものである。


発起人の一人であ る下嶋敦准教授が司会となり、 まず発起人代表の里見多一氏(日本パーカライジング株式会社代表取締役社長) が開会の挨拶 と両先生の受賞内容の紹介を行つた。

次に94歳となられなお矍鑠とした加藤忠蔵名誉教授より、黒田先生の研究テーマに連綿とつながる研究の歴史と変遷を織り交ぜた祝辞をいただき、 一同驚嘆の思いを新たにした。
そして、米田潤三氏(インフイニティー 特許事務所)が乾杯の音頭をとり、歓談がスタートした。

なごやかな歓談の雰囲気をさらに盛り上げたのが、黒田・下嶋・和田研究室4年の石川ゆきのさんのフルート、管原研究室4年の本多真子さんのピアノ伴奏による 「カルメン幻想曲」である。参加者を釘付けにした力強くも繊細なフルートとピアノの演奏は、 まさに本会に華やかさを添える最上のパフォーマンスであった。

その後、門下生を代表し、成蹊大学里川重夫教授、九州工業大学中戸晃之教授、積水化学工業(株)瓶子克氏、(株)ブリヂストン田原聖一氏より、 それぞれのエピソードを盛り込んだ心のこもった祝辞をいただいた。
続いて若手OB・OGによる黒田先生、管原先生への花束贈呈の後、両先生より参加者の皆様への御礼の言葉があった。 楽しい時は瞬く間に過ぎ、里見氏による閉会の挨拶、一貫制博士課程1年の原慎太郎君の音頭による校歌斉唱と一本締めにより、名残惜しくもお開きとなった。

(記 和田宏明(新制29回))