交 流 会



第1回 早稲田応用化学会ホームカミングデーの開催

 2007年11月3日(土、祝)午後1時から53号館404教室において、新制28回(S53年卒)、33回、38回、43回卒業の同期生を対象に第1回ホームカミングデーが開催された。これは応化会活性化活動の一環として卒業以来同期会、懇親会の開催に腐心している方々に集まって頂き、自由に懇談し改めて懇親を深めてもらうことを主眼とする初の試みである。

 理工展で賑わう大久保キャンパスを久しぶりに訪れた参加者は総勢25名、それぞれ年次毎に用意されたテーブルに着くが話をする者もなく、皆一様にかしこまった様子であった。応化会里見会長の挨拶、活性化委員会中川委員長の乾杯の掛け声によって緊張が解け始め、配布の名簿や応用化学科紹介資料に目を通しながら話の輪を広げ始めた。大学主催のペアレンツデーでお忙しい先生方も、活性化委員と共に随時、随所で懇談に加わり、用意した飲み物、スナックの消化にも勢いがついた。

 午後2時から予め希望した人達のキャンパスツアーを準備していたが、その頃には仲間意識も甦ったのか出席者の約半分が揃って参加するということに。学生部会柴田委員長のガイドを先頭に65、51、55号館を一時間かけて巡った。スケジュール的な制約から研究室は平沢、関根、菅原研に限らざるを得なかったため、古巣の訪問を果たせなかった人が出たことは今後の課題である。

 ツアー参加者が教室に戻り、応用化学科模擬店の出来たて「たこ焼き」などが持ち込まれ、再び賑やかな雰囲気の中、名刺交換や近況報告が予定時刻を過ぎて続けられた。尽きない話を打ちきるように柳澤基盤強化委員長の〆の挨拶に続き、森川事務局長が校歌斉唱を提案、CDから流れる伴奏が聞き取れぬ程の声量で教室全体が一つに纏まった。余韻に浸りつつ全員でごみの分別、会場の原状復帰を行ない、初めての試みは少ない出席者ながら成功裏に終了した。事後回収したアンケートの中には「これを契機に来年は同期会を発足させたい」との記述もあり、応化会ホームカミングデーの継続的開催に弾みがついた。



里見会長中川副会長
柳澤委員長菅原教授歓談風景
歓談風景
歓談風景
歓談風景
キャンパスツア関根准教授 キャンパスツア
理工展模擬店応化学生 主催スタッフ