広報委員会 委員長 相馬 威宣
「先生への突撃インタビュー」も企画がスタートして足かけ三年になります。本企画
は、OB会員の皆様方へ教室の情報を提供し、会員相互の連携を強めてゆくことを目指して先生方にご協力をいただき、活性化委員会の広報委員会が担当して、ホームページへの掲載を続けてきました。
本年5月より、応用化学会も新組織となり、新しい役員・体制で活動を始めておりますが、本企画も教室とOB会員との連携をより一層強めていく上で、広報委員会の担当で継続されることとなりました。
会員の皆様の日頃の活動に少しでもお役に立つ情報を教室の先生方のご協力を得て提供し、大学と企業間の情報交流のキッカケが生まれてくるように配慮し、ご期待に沿えるよう願っております。
第12回は、応用生物化学研究の桐村光太郎教授にご登場いただきました。
先生は、皆様ご承知のように1983年、第33回の応用化学科のご卒業で、東京生まれの東京育ち、生粋の江戸っ子(東京人)です。応用生物化学専攻で宇佐美教授(当時)のご指導のもとで博士課程を修了(工学博士)されました。その後、助手、専任講師、助教授を務められ、2000年に教授に就任されています。
クロコウジカビを宿主とした遺伝子工学や新規有用酵素の発見と利用などの研究領域では、世界に先駆け早稲田大学応用化学科で成果を挙げてこられました。また、これらの研究を通して若手の研究者の育成にも力を入れておられます。