2015年10月17日(土)「名古屋ダイヤビル」にて、第12回交流会を開催した。
交流会の話題プレゼンターには西川和子氏(元特許庁審判長)にお願いし「絵画で綴る、スペインの歴史」と特許に関わる質問へのアドバイスを頂いた。参加者は総勢18名であった。
15世紀後半のイサベル女王とフェルナンド王( カトリック両王)によるスペイン王国の建国から 18世紀のカルロス4世迄のスペイン史を述べて 頂いた。
歴代全てのスペイン王と王女の肖像画と、この時代 に活躍した著名な画家、ティツィアーノ、エル・ グレコおよびベラスケスの描いた絵画16枚を紹介 しながら、15世紀以降のスペイン王と王女のファ ッションや王位継承の複雑な舞台裏と絵画が意味す る物語等を仔細にお話し頂き、そのドラマチックな 歴史に皆聞き入り、大変印象深いプレゼンテーション であった。
西川氏の話で特に興味深かった点を資料-1に抜粋しました。(→こちら)
スペイン王と歴史の詳細は添付のレジュメに示されておりますので参照願います。(→こちら)
懇談会では、特許庁で審判員、審判長という激務を担当しながら、スペイン史を研究し、スペイン史に関わる著書10冊を上梓された西川氏の執念に敬服し、その動機や努力に関する談話で持ちきりとなりました。
久しぶりに歴史文化に関わるプレゼンテーションで交流はおおいに盛り上がりました。西川和子氏の著作を以下に紹介いたします。