中部支部(早化会)第6回支部総会と交流講演会の報告

 2013年3月7日(木)「北京料理百楽名古屋店」にて、第6回の総会と交流講演会を開催した。
交流講演会の講師には岐阜大学工学部生命工学科木内一壽教授を招聘し、関西支部よりは市橋宏関西副支部と田中航次事務局長の両氏に参加して頂いた、参加者は総勢22名であった。

支部総会

挨拶する後藤支部長

 後藤中部支部長から、「今回の講演は皆さんが身近に懸念されているテーマを取り上げた。 講師との懇談会を含め忌憚のない意見交換を期待する。支部活動につき今後とも協力を仰 ぎたい」旨の開会挨拶があった。
 引き続き、山崎事務局長から大阪支部より参加頂いた2人の紹介と、7月1付け役員人事 (古山理事退任→西川理事就任)の報告がなされた。  堤幹事より2012年の支部活動実績、会員動向把握結果、経費実績見込み及び2013年 度活動計画案の報告がなされ、出席者の了承を得た。
 中部支部在住の若手の個人情報が殆どない事や支部行事への参加者が増えないところから、 今年は会員の実状調査に力を入れたい事並びに交流講演会の講師招聘には関西支部の相互 協力を行いたい旨の報告があった。
報告内容の詳細は別紙-1を参照願いたい。 総会報告内容はこちら


交流講演会(演題:若い頃の生活習慣とアルツハイマー病)

講演する木内教授

 岐阜大学木内一壽教授による「アルツハイマー病」に関わる講演は、中高年の人々には大変関心の高いテーマであり、参加した会員は大変興味深く真摯に聞き入って居られた。

講演は、アルツハイマー型認知症(以下AD)の発見から、ADの初期症状、発症の生化学的なメカニズム、脳の記憶に関わる部位と発症経過、ADの症状、若年性AD発症に深く関わるU型糖尿病や危険因子としての遺伝子並びに最新のAD抑制例や進行防止の生活習慣等の広い範囲に亘り、丁寧なスライドを用いて発症メカニズムを敷衍しながら理解し易く説明頂き、受講者にとって大変有益な講演であった。


脳の部位とAD

 木内教授より、恐れていたADも、適正な食事と運動の習慣化や日々の意欲的な生活態度により予防が可能で、又運悪く発症しても早く気付き、早期に本格的治療を開始する事で重篤化を遅らせる事が出来るとの貴重なアドバイスがあり、全員安堵した様子であった。


講演の要旨は別紙-2を参照願いたい。″u演の要旨はこちら3

懇親会

 近藤副支部長の乾杯の音頭で懇親会に入った。ライトアップされた名古屋城を窓越しに木内教授を中心に懇談が盛り上がった。
先ず東京へ移転する古山理事の退任のスピーチをお願いし、6年間におよぶ中部支部での活動に全員拍手で感謝の意を表した。来賓の市橋関西支部副支部長や田中事務局長から関西支部の活動状況の紹介と今後の中部支部との連携強化のご提案の挨拶が引き続いた。フィナーレは三島幹事の閉会挨拶で終えた。全員写真の撮影を行い散会した。


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参加者(敬称略)

(講 師)木内一壽(新24回)
(中部支部会員)澤田祥充(旧31回)、牧野兼久(新8回)、近藤昌浩(新9回)、大木延彦(新16回)、三島邦彦(新17回)、堤正之(新17回)、白川浩(新18回)、後藤栄三(新19回)、小林俊夫(新19回)、古山建樹(新20回)、須藤雅夫(新22回)、友野博美(新22回)、山崎隆史(新25回)、越島一郎(新26回)、名塚達雄(新26回)、服部雅幸(新32回)、丸山洋一郎(新39回)、上宮成之(新35回)、大高康裕(新41回)
(関西支部会員)、市橋宏(新17回)、田中航次(新17回)


スナップ写真
聴講風景乾杯挨拶 近藤副支部長
離任挨拶古山理事来賓挨拶市橋氏スピーチする田中氏 スピーチする丸山氏
懇談-1懇談-2懇談-3 懇談-4
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懇談-5懇談-6懇談-7

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