3月26日(金)18;30〜21;00にわたり、大阪弥生会館で2010年度の総会並びに懇親会が開催されました。今回は、日本化学会の3年毎の関西での開催にあわせて、開かれました。早稲田大学から、菊地英一(応化会副会長)、黒田一幸、清水功雄の3教授にご出席いただきました。田中事務局長の総合司会ではじまり、最初に来賓挨拶として菊地副会長から応化会の現状につきご紹介いただきました。続いて井上支部長の挨拶、支部役員紹介のあと、総会に移りました。
第1部総会は、支部長が議長となり、1号議案2009年度活動結果および予算実行結果、並びに、2号議案2010年度活動計画および予算計画について審議。活動については市橋副支部長、予算については田中会計担当から説明、報告しました。いずれの議案も参加者全員の拍手をもって承認されました。この後、宴会場に場を移して、第2部懇親会が始まりました。会場には、購入したばかりのプロジェクターが設置され、早稲田大学施設、景観、諸活動の静止画カラー映像数百枚が次々とスクリーンに投影され会場を盛り立てました。
第2部から中野理事が司会担当。軽妙な司会で懇親会を進めました。最初は、菊地教授に再び登板いただき、早稲田大学や新制理工学部の現状についてご説明いただきました。さらに一層の関西支部の発展について期待が述べられました。その後、前田泰昭大阪府立大教授の挨拶と乾杯の音頭で宴が始まりました。
今回参加者は'57年卒から'06年卒までと幅広く、初参加者が多く、かつ女性2名の参加が得られたのが大変良かったと思います。参加者にバランスが取れていたのと同時に、女性の参加で華やかさがありました。それぞれが籤引きで3つの丸テーブルに分かれて着席。アルコールが入るにつれて、話しが弾み、席も入れ替わり、和気藹々の楽しい雰囲気に包まれました。司会が時間の都合で数名を指名して、それぞれ簡単な近況報告、スピーチをしていただきました。途中で、清水教授から最近の学生気質についてと応化の教育の特徴などご披露いただきました。
最後に、黒田教授からグローバルCOEのプロジェクト"実践的化学知"教育などについてご報告いただきました。また、関西支部への加藤忠蔵名誉教授の熱い思いを紹介され、これからも自分がその思いを引き継ぐと力強く言っていただきました。
あっという間に時間は過ぎ、それぞれが、まだまだ喋り足りない状況でした。最後に、全員でCDから流れるメロデイーに合わせて、音程狂うことなく校歌を斉唱、中野理事の会場に響き渡る力強いエールで閉会となりました。今回の参加予定は25名でしたが、当日になって急遽3名欠席されたのは残念でした。
(井上記)
参加者名
菊地英一('64応化会副会長、教授)、黒田一幸('74教授)、清水功雄('75、教授)津田 實('57)、井上征四郎('62)、前田泰昭('64)、市橋 宏('67)、田中航次('67)、大橋悦郎('76)、篠崎匡巳('80)、吉田龍生('84)、 斎藤広美('85)、脇田克也('86)、中野哲也('87)、中島隆行('93)、 木村勝己('95)、高島圭介('98)、大川春樹('98)、古山文恵('05)、 加藤真裕('06)、末木俊輔('06)
----懇親会のスナップ写真----