同期会便り

新制8回(昭和33年卒業)クラス会開催

 われわれ新制8回生はクラス会を毎年3月の第1金曜日に大隈会館で開催してきているが、今年も3月2日に29名の仲間が集まり、相変わらず和気藹々と賑やかな懇親の会を開くことができた。
 知多市から駆けつけ、久しぶりの出席の笠倉忠夫君の乾杯で会は始まったが、お酒がまわらない内にと、このクラスから応化会評議員に選出されている仲間より、4月からの理工学部の改組、早稲田応用化学会の最近の活動状況などの説明と最終年を迎えた応化会奨学金募金の協力要請がなされた。
 それからは飲み物も食べ物もたっぷり準備されており、それらを口にし、歳の所為(せい)なのか大きな声で語り合い、明るく、賑やかな会へと盛り上がっていった。
 しばし後、久しぶりに出席した木村价延君、大野栄樹君、鈴木博君などを先頭に、幹事の指名により出席者の皆さんが、ひとりひとりマイクを持ちスピーチをした。全員が70歳を過ぎ、しかもほとんどの皆さんが仕事から離れ、自由気侭な生活に変わっており、話す内容が以前に比べかなり変わってきていることに気がつく。しかし、母校(早稲田大学)に対する愛校心はいささかも変わってないようだ。工藤飛車君の"バラ色の人生"の独唱まで飛び出した。
 今年の秋の早稲田大学のホームカミングデーには、卒業50年のわれわれは招かれる。そこで前回同様に、この日に臨時のクラス会を開催し、50周年を祝うことを決めた。
 最後は肩を組み、恒例の早稲田大学校歌を高らかに唄い上げ、お開きになった。
 今回の幹事は関口安貞君、高橋信男君および高柳晴夫君の3君でした。ご苦労さまでした。
                       (平成19年3月3日記)

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