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2013年10月5日(土)西早稲田(旧大久保)キャンパス63号館レストラン馬車道で卒業以来初めての応用化学卒業生全員を対象にした同期会を開催しました。
参加数は23名と、必ずしも多数ではありませんでしたが、42年ぶりの再会もかなりあって意義深い同期会になりました。最初は誰だか見当もつかず、受付で自分の名札に手を伸ばすのを見て、「ああ、おまえかぁ?」という感慨もあり、話し始めると思い出の昔の顔に、やがて今の顔が重なるといったTime Warpを体験しました。
会の前に、平沢先生に最近の応用化学の高度な活躍と、高い評価を受けている先生方の話を伺い、またキャンパスツアーをご案内いただきました。63号館から2階に上がり、回廊を渡りながら、大きく変わって快適さを増した校舎を巡り、応用化学科の教室や実験設備などを拝見しました。応用化学の会議室に掲げられた、すでに退任された先生方のお写真の前では、それぞれ先生方の思い出が皆の口から自然に飛出しました。周辺の大きな変化、増築された校舎、大きく成長して緑の茂ったキャンパスの木々に感激、そういえば、我々がこの校舎に来たのは西早稲田キャンパスが開かれたばかりの頃、すべての木は苗木で、コンクリートブロックのような校舎群があるだけのかなり殺風景な景観でしたから。
この印象深いキャンパスツアーの企画とご案内を頂いた平沢泉先生に厚く御礼申し上げます。
同期会は、応化会交流委員の倉持君の司会で始まり、三浦副会長の開会の辞、そして平沢先生に乾杯の音頭を取って頂いてスタートしました。各自の近況や孫の話、学生時代の思い出話にも大いに花が咲きました。その中で一人の思い出話に「高校までは大体授業で話を聞いて、わからないということはなかったが、大学の量子力学で井口先生のハミルトニアンというのが出てきて、初めてわからないものがあると知った」と聞いて、ほとんどの人がすごいとびっくり、まったく覚えていないという人や、45年ぶりにハミルトニアンという言葉だけ思い出したという人もあり、ひとしきり盛り上がりました。一人一人の挨拶を聞くと、それぞれが確実に42年という歴史を刻んで生きてきた姿が見えて、感無量でした。
最後に、幹事としてこの同期会を設定してくれた長瀬君から話があり、これからは毎年同期会を開催しましょう、そして応化会をみんなで盛り上げていきましょうというしめで一次会はお開きとなりました。
同期会会場のスナップ写真たくさんあります( → こちら )
二次会は高田馬場の「敦煌」で開きましたが、ほとんどの人が二次会までの参加で話が尽きず、別れがたく散会となりました。
末尾になりましたが、今回の開催に当たっては応化会の同期会支援プログラム(→ こちら)にお世話いただきました。開催案内の作成・発送、必要資料の印刷など、応用化学会事務局の高橋様を始め関係者のご協力に心から感謝いたします。
参加者は、次の方でした。
岩崎 康成、上野 裕人、小川 保、大井 寛、河原 芳和、木村 秀夫、倉持 誠、佐竹 孝、篠田 純一、島田 修二、早田 喜穂、高原 博文、棚橋 純一、仲佐 保洋、中世 憲治、長瀬 穂積、奈良 裕一、西田 誠男、沼田 裕司、橋本 正明、堀井 純、松本 治、三浦 千太郎
(幹事:アンダーライン)
案内図 | 受付 | 応化近況説明(平沢先生) |
懐かしい大教室前 | 授業風景を拝見 | 実験棟を通って |
51号館へ向かう | 化学工学実験室 | 応化の各研究室前 |
応用化学棟 | Nishide Bridge | 2階周回を可能にした最後の橋 |
56号館を通って | 応化会議室 | 恩師の写真を写そうね |