同期会便り

昭和33年卒業新制8回生のクラス会報告(平成26年4月8日)

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集合写真

卒業後56年にもなる新制8回生の同期会が今年も東京ファミリーセンターにて開催された。このセンターは丸の内の帝国劇場隣りの国際ビルの2階にあり、建物の窓から見えるビルはなく、皇居のみである。

 

 今年、天皇陛下の傘寿を記念して、桜満開の皇居乾通りを4日間一般公開されたが、その最終日の4月8日の午後、わが同期会が開催された。天気もよく、気温も高く、快適な集まりである。ただ残念なことは、出席者が例年の24、5名から、今回は20名と少なかったことであるが、出席者は皆元気で明るくいつもの調子で、歓談した。

 

 出席者全員が近況を話す時間があり、皆、静かに傾聴した。
 学生時代から鉄道マニアであった渡辺一策君が卒業後は貨物鉄道に集中して勉強し、今では、鉄道貨物研究家の第一人者として広く知られている。同君は本年5月、東京・品川の物流博物館で開かれる「追憶・西関東の鉄道貨物輸送」展覧会に、彼の所有する数々の資料や写真が展示され、かつ会期中、2回にわたって「高度成長を支えた西関東の鉄道貨物輸送」の題名で講演をするとの紹介があり、皆感心した。
 また、余語盛男君は今や洋画家?と称されほどに油絵を描き、今年も「イゾレ」と称する仲間の会の絵画展が4月に銀座で開催される。そのほか3年に1回、銀座で個展を開き、我々の多くの仲間が楽しみに見学している。
 古くからの堅実な化学会社を経営している高橋信男君と大矢英男君はともに、数年前にご子息に社長のバトンを渡した後も、相変わらず毎日会社に出勤し、世の中の変化と会社業績を注視していると。次から次と予定時間が来るまで皆さんの話が続いた。
 最後に、恒例の早稲田大学校歌を皆で元気に歌い上げ、来年の再会を誓い、お開きとした。いつも変らぬ楽しいひと時であった。
今回の幹事は熊本行男、国原徹および大矢英男の3君でした。 

以上