同門会便り
石川研究室同門懇親の集い
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この集まりは、ここ5年ほど連続して毎年6月の第二土曜日に開かれておりますが、 今年(H18年)も6月10日(土)に、場所も例年と同じ有楽町ニュートーキョー“ラ・ステラ”において、立食パーティー形式で開催されました。出席者は、昭和21年卒業の大先輩から昭和48年卒業の若手(?)までと幅広く、今年も総勢40名の参加を得ました。
この会ではアトラクションとして、各界からのゲストをお招きしていますが、今年は、アサヒビールOBの石橋潤一氏にマジックショーをお願いしました。氏のユーモアあふれる独特の話術や、筒の中から次々とビール瓶が出てくる妙技などを、一同笑いあり、感嘆ありで、十分堪能することが出来ました。
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石川先生を偲ぶ写真展 |
更に「石川先生思い出の写真ギャラリー」および「応化会だより」の“石川先生を偲ぶ”(昭和48年7月号)全17枚の拡大コピーの掲示を特設しました。「写真ギャラリー」は、各人秘蔵の合計12枚の写真をA4大に拡大しての展示で、その中には、お若いころの石川平七先生、田中甫先生が引率された、1956年夏の北陸・新潟方面の工場見学の写真や、1963年に石川先生が団長として参加された「海外化学工業研究視察旅行」でクェートを訪問した時の貴重な写真を見ることが出来ました。
また、「応化会だより」の“石川先生を偲ぶ”によって、参加者一同改めて先生の温顔を懐かしく思い出すことが出来ました。石川先生は、新潟県出雲崎のご出身で、“仏の石川”と言われ、同郷の良寛さんを思わせるお方で、ご自分のことを後回しにして、人の面倒を良く見ておられました。同門の士が集まると、その包容力のある暖かいお人柄に話題が及ぶのが常です。
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石川先生クエートでの写真 |
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会の方は、宮本幹事の軽妙な司会で、大先輩伊藤政勝さん、奥田建郎さんなど何名かの方によるスピーチをはさんで、S34年卒組のリードによる研究室伝統の替え歌、S44年卒の大根田厚さんの音頭による校歌斉唱と進行し、出席者全員での記念撮影の後、2時間あまりの同門懇親の集いはお開きとなりました。
和気藹々という言葉がピッタリの本会ですが、年齢層を越えた懇親を一層深めるために、若手幹事を増員して、今後益々楽しい集まりにしていくよう幹事一同決意を新たにいたしました。
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全員で写真 |
来年もまた諸先輩方や同期生に会うことを楽しみにしております。また、石川研出身者でなくても、石川先生にお世話になったとか、先生のお人柄に今も慕っているなどのよい思い出をお持ちの方であれば、この会に参加されること大歓迎致しますので、下記幹事にご一報頂けると幸甚です。
現在の幹事:柳澤亘(33)、中西昭満(34)、奥川実(36)、飯塚俊一(39)、加藤喜隆(39)神戸正樹(39)、野際基実(39)、井上徹裕(40)、窪田信行(40)、比留間哲生(40)
宮島猛男(41)、宮本明彦(41)、佐藤文昭(47)、室賀五郎(42・記)
カッコ内の数字は学部卒業昭和年