同門会便り

第3回「στの会」懇親会開催報告

第3回目の「στの会」を3月6日(土)に大隈記念タワー15階の「西北の風」で開催しました。
早稲田ゆかりの地で気軽に参加できるようにと、立食パーティー形式をとっていますが、今回も参加者は約30名となりました。

 多田先生はもちろん、佐藤先生のご家族にもご足労を願い、また、佐藤研の学生を引き継いで下さった清水教授にも初めてご参加いただき、懇親をしました。佐藤研と多田研は、発足がほぼ同時期で純正有機化学をメインにしていたことから、当初から実験器具や薬品の相互融通、ゼミや卒業旅行の共同開催など、親密な交流と相互啓発が続いた研究室同士であり、出席者はその繋がりを再確認しました。

 会は新制20回の卒業生である鈴木文夫さんから話題提供として「知的クラスター創成事業・さっぽろバイオクラスターへの関わり」に纏わる話をしていただきました。政権交代や事業仕分けなどに直面した種々の苦労話を分かり易く、具体的な実例なども交えてのお話で、産官学の協調のありかたなど、示唆に富んだ話題提供をしていただきました。 その後に小場瀬さんの音頭による乾杯で懇親に移りました。参加者は、佐藤研最終卒業生となる新制45回の卒業生まで、年齢幅で約30年のメンバーが一堂に会しました。

 初参加の清水教授には、早稲田の変化の状況や現在の大学に於ける課題などについて分かり易くお話を頂きました。両研究室とも新しい卒業生が出ていない状況が既に10年近くたっていますので、現況を知る機会を得られてことに感謝の言葉が多くありました。  一通りの懇談を終えた後に、「質問コーナー」や「一言発信」の時間を設け、参加者間および年代間の相互理解を深めました。和気藹々の懇親・懇談で、あっという間に時間が過ぎましたが、名残惜しげに散会となりました。

 前回に決めたように今後は毎年3月の第1土曜日を候補として、開催しようという方向性で合意していますので、是非、会員の皆様におかれましてはスケジュール調整にお含みください。
 末尾になりますが、今回のこの同門会便りで開催を知った方も居られると思いますが、メールアドレスの判明している方々への呼びかけで開催に漕ぎ着けていますので、ご理解を頂きたいと同時に、不備のあったことはお詫びしたいと思います。次回以降に向けてメール連絡網を整備するためにも、是非、会員の方々のアドレス登録を幹事役の井上まで(下記アドレス)お願いいたします。

(文責:幹事役、新制19回井上健:takeshi.inoue@akane.waseda.jp)

参加者の様子清水教授のお話鈴木文雄氏の話題提供集合写真の代わり
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