同門会便り

石川研究室同門懇親会2011の開催報告


今年も大勢参集しました

平成23年3月11日の大震災と原発事故には大きなショックを受け、個人的には、石川研同門懇親会を自粛・中止したい気持ちにもなりました。しかし、他の幹事の面々からはそのような話も出ず、今年も当会は、6月11日、有楽町ニュートーキョー9階「ラ・ステラ」において、36名の参加を得て開催されました。 毎年6月の第2土曜日にこの会を開くようになってから、今年は節目の10回目ということになります。この会の参加者の心底には、石川平七先生のことが忘れられず、石川先生の醸し出していた暖かい雰囲気を、少しでも思い出したいという気持ちがあるのではないでしょうか。それは先生の全人格から来ているわけですが、さらに突き詰めると、先生の心の中には「人はだれでも皆大変なんだ」という思いが常にあり、その思いがやさしさとなり、接する人を温かく包んでいたのではないかと思っています。 石川先生がなくなられて38年、最後の卒業生は昭和48年卒生で、もう60歳を過ぎているはずですが、この会では一番の若手です。先輩は大勢おられますが、出席者の一番は御年88歳の田原弘さん(昭和22年卒)で、毎年欠かさず出ておられ、かくしゃくとしたお姿は我々の目標とするところです。



流石応援団、迫力満点

さて、当懇親会の呼び物にアトラクションがあります。今年は早稲田スポーツを支える応援部に出演をお願いし、リーダー(男子)2名、チアリーダーズ(女性)2名に駆けつけてもらいました。応援部は、人物紹介からして物々しく「イバラキケンリツーーツチウラダイイチコウトウガッコウソツギョオーーワセダダイガクーセンシンリコウガクブーーオウヨウブツリガッカー3年ー…」と源平盛衰記の武将宜しく大声で出自が謳われ、リダーの内藤雅之君が呼び出されました。内藤君のパフォーマンスは、"紺碧の空"、"コンバットマーチ"いずれもきびきびしていて迫力満点、バックのチアガールズの華麗な演技も見事なもので、参加者一同大いに元気をもらい、梅雨空のうっとうしさが吹き飛びました。有難うございました。


実演の後、応援グッズの即売があり、いくつになっても女の子に甘いおじいさんがたくさん買ってくれました。 その後、上田忠雄さん(昭和26年卒)のお話や高橋信男さん(昭和33年卒)のハモニカ演奏などを楽しみ、最後は校歌"都の西北(通称)"斉唱、今年は応援部のプロのお蔭で完璧に決まりました。

応援グッズ買ってください!お買い上げ!上田忠雄さんのお話

以下、懇親会のスナップ(どう言う訳か、チアーリダーが主役です)




最後は全員写真で締めました

中締め後は、河岸をかえて2階の「さがみ」で、いつもどおりの二次会。参加者一同満足の一日でした。 なお、今年から気鋭の小野さん、大根田さんの二人が幹事に加わりました。




二次会は同じビルの「さがみ」で仕上げ

(記 室賀五郎(同門会幹事・42年卒))