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主題の会が、今年も6月の第2土曜日(6/8)に有楽町のニュートーキョー9Fラ・ステラで開かれました。2002年以来毎年続いているこの会は今年が12回目となりました。今回は関根泰教授(先進理工学部応用化学科)をお招きし、昭和22年卒の田原弘先輩から昭和48年卒までの26年間にまたがる方が、石川研に限らず、城塚研の卒業生も加えた総勢35名が参加しました。再会を喜び、本人や友人の近況や趣味等、会場内のあちらこちらで話が盛り上がりました。
この会では、会を盛り上げるイベントが毎回企画されます。今年のイベントは「関根教授の講話」と「早大グリークラブの演奏」でした。
「関根教授の講話」
関根先生は先進理工学部(旧理工学部が基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部に分かれた。)の応用化学科で教鞭をとられ、経産省の政策策定の一端を担われています。
その関連で、今回は「我が国の科学技術に関する意思決定の仕組み」の解説、「日本が輸入するエネルギー(石油・石炭・LNG・ウラン)のカロリーベースの輸入先国の比較」分析を紹介して頂きました。"なんと最大の輸入先はサウジアラビアではなくオーストラリアである"事実を知りました。産業界を鳥瞰するお話から、車に利用する触媒の最新の利用技術のお話もあり、内容をカバーするには時間が短すぎたことが心残りでした。現役時代に、関連する業務で活躍された多く皆さんが興味深く聞き入り、脳に活性を与えるお話でした。先生にお礼を申し上げ、先生の今後の活躍を期待します。
「早大グリークラブの演奏」
白いジャケットに黒の蝶ネクタイの総勢9名の早大グリークラブが登場。指揮者がおもむろに小さな笛(ハモニカ?)を取り出し、音程合わせのチューニングの後、直ちに本番演奏に移りました。力強い歌声、それでいて美しく、心地よい和音に引き込まれました。目と鼻の先のライブ演奏ですので、肉声の波が体を震わせる迫力でした。素晴らしい演奏とアンコールに応えてくれた早大グリークラブに感謝いたします。
このようなプログラムで進んだ、またたく間の2時間の交流でした。恒例の校歌をグリークラブのメンバーと一緒に歌い、また来年の再会を楽しみに、帰宅の途あるいは2次会へと散会しました。
来年も6月第2土曜日に懇親会が行われます。(会場は田町に変更する予定。詳細は別途通知。)再会とイベントを楽しめるこの会に、多くの皆さんの参加を歓迎致します。
(記:大根田 厚 44年卒)