同門会便り

第30回早稲田応化会WGS会開催報告

(写真は、クリックすると拡大表示されます)

新装なった新宿中村屋ビル8階グランナに2015年3月18日 (水)、元中村屋の役員であり数々の新しいアイデアで業務改善果たしてきた遠山先輩を始め10名のWGS会員が集合しました。事務局見習い(写真撮影担当)として若造の筆者がよばれた。正12時に百目鬼幹事長(新1)から開会宣言があり中曽根荘三先輩のご発声で赤ワインにて乾杯、スタートしました。中曽根先輩のご挨拶の中で、日商岩井、千代田化工等で勤務してきたが、矢張り高等学院、大学、応用化学科篠原先生他数々の先生のお蔭で今日まで過ごすことができた。これも母校である早稲田大学のお蔭であり、その恩返しのために今年1月に寄付を申し出て、鎌田薫総長から名誉賛助員の称号を頂き、家内ともども鎌田総長と会食する機会に恵まれたとのことでした。
 なお、この寄付金をもとに応用化学専攻の学生向けに中曽根荘三奨学金が生まれました。

【敬称略】前列左から上田忠雄(旧32)、清水常一(旧26) 百目鬼 清(新1)、嶋根政彦(新5)、
後列左から中曽根荘三(旧27)、田中照浩(新5)、手塚七五朗(新3)、遠山俊二郎(旧30)、加藤 弘(新1)、相馬威宣(新13)

会食中、百目鬼幹事長から中岡敏雄氏、加藤忠蔵氏、太田 昭氏、河村 宏氏が欠席で、今回参加の遠山俊二郎氏が長い間中村屋の役員をされていたことからWGS会はずーっと中村屋で開催してきました。しかし、中村屋が改築されることになったために会場を変えて年2回会合を開いてきたが、ようやく新築されたため再び会場を中村屋に戻した旨説明があり、当時の思い出話に花が咲きました。

次いでやおら立ち上がった手塚七五朗氏から、自宅付近の枡形城址などの郷土史を調べたところ早稲田専門学校の初代学長で早稲田大学第三代総長の高田早苗先生は、吾妻鏡に出てくる人物で、鎌倉時代に枡形城の城主であった稲毛三郎平重成の子孫であることが判明し、それに関連したお話(詳しくはpdf)があり、参加の皆さんは興味深そうに耳を傾けていました。


午後3時、全員集合写真を撮り、次回の予定(2015-10-20、12時より中村屋にて行う旨)の連絡がありお開きとなりました。
 今回も素敵なお料理をいただき、大先輩からご披露されたこれまでの永い間のご活躍の様子を伺う機会に恵まれたことは早稲田大学応用化学科を卒業したことの幸せを深く感じた一日でした。

なお、当日のスナップ写真は、勿論、各先輩方に郵送させていただきました。

(文と写真:広報委員会 相馬威宣)