2010年10月16日、「第三回応用化学科学生交流会」の本番を迎えた。
今回は早稲田大学応用化学会が主催したフォーラム「企業が求める人材像」と共催という形を取らせていただく事により、若手から中堅、ベテランの方々までたくさんのOBの方々を迎えて交流会を開催する事ができた。
会場となった理工カフェテリアにはB1〜M2まで多くの学生が集まり、受付で渡された資料を見ながらわくわくとした面持ちで交流会の開始を待っていた。
まずは開会式。学生交流会委員長である鈴木智也さんより開会が宣言された。最初の企画であるローテーションパネルディスカッションでは、受付で渡されたくじをもとにあらゆる学年が集まるグループで、2〜3名のOBの方々のお話を伺った。フォーラム「企業が求める人材像」では聞けなかった事をよりフランクな形でOBの方々から聞けるように、また、学生がOBの方々と交流を持つきっかけを提供することを目的として本企画は行われた。
パネルディスカッション中は、仕事のやりがいやその仕事を選んだ理由、学生時代の過ごし方、社会人に求められる能力など様々な疑問をOBの方々に伺った。普段はあまり聞くことのできない話も多く、学生側からもたくさんの質問が出ていて、15分はあっという間に感じた。
ローテーションパネルディスカッションが終わると会場には料理が登場。OBの方との話に花を咲かせつつもやはりお腹の虫も黙ってはいないよう。サンドイッチやお寿司、美味しい料理を目の前に腹ごしらえをした。
フリートークでは多くの学生が自分の興味を持ったOBの方々から積極的に話を聞いていた。中にはどうしても話が聞きたくて順番待ちをしている学生も。会場内には笑い声も響き、それぞれに仕事の事や将来の事、研究室の事など思い思いの話ができていたようだ。
そして閉会式。代表挨拶では主任教授である菅原先生と応化会副会長である平林浩介様よりお言葉を賜った。最後に早稲田大学校歌を皆で合唱し、第3回応用化学科学生交流会の幕は閉じた。
今回は応用化学科の学生だけではなく、若手から中堅、ベテランOBの方々まで世代を超えた交流を目指すという非常に大きな試みだった。交流会を終えて、「先輩方から貴重な話を聞けてとても良かった」、「モチベーションが上がった」等の感想を聞き、非常に達成感を感じると共に、今後もこの会を続けていきたい、そしてよりいっそう充実したものにしていかなければと気の引き締まる思いだった。
最後に今回の学生交流会をご支援して下さった皆様方に御礼申し上げます。先生方をはじめ、応化会の方々、パネラーとしてご協力頂いたOBの方々、応化委員、参加してくれた在校生、皆様のおかげで本会を開催することが出来ました。重ねて御礼申し上げます。誠に有難うございました。