応用化学科にはどんな研究分野があるの?

Vol.1 応用化学科にはどんな研究分野があるの?

注)このチャートは、応用化学科で行われている研究のごく一部を紹介しながら、おすすめの分野を紹介するものです。学部生により作成されたものであり、学科の公式見解ではありませんのでご了承ください。

Question1

6つの中で一番自分に近いのは?

Question2

一番興味があるのは?

Question2

一番興味があるのは?

Question2

一番興味があるのは?

Question2

一番興味があるのは?

Question2

一番興味があるのは?

Question2

一番興味があるのは?

Question3

どっちに惹かれる?

Goal直前!

下の2つがおすすめです。どちらか選んでみてね。

Question3

どっちに惹かれる?

Question3

どれに惹かれる?

Goal直前!

下の3つがおすすめです。どれか選んでみてね。

Goal直前

下の2つがおすすめです。どちらか選んでみてね。

Question3

どれに惹かれる?

Question3

どれに惹かれる?

Question3

どっちに惹かれる?

Question3

どっちに惹かれる?

Question3

どれに惹かれる?

Question3

どっちに惹かれる?

Question3

どっちに惹かれる?

Question3

どっちに惹かれる?

Goal直前

下の2つがおすすめです。どちらか選んでみてね。

Goal直前

下の2つがおすすめです。どちらか選んでみてね。

Goal直前

下の2つがおすすめです。どちらか選んでみてね。

Goal!!

この分野がおすすめです

ここにゴールしたみなさんが選んだキーワードは、
新しい薬(物質)の開発、より短工程での合成、農薬、化粧品、洗剤・石鹸 です。

ここでは、有機合成化学研究室に所属している先輩のお話を紹介します。
研究室を決めた理由は、有機化学がやりたかったから。現在は、全合成・反応開発などの有機合成化学の研究を行っています。反応に時間がかかるため、忍耐力は必要ですが、有機化学のやりたい人にはお勧めします。この分野の研究室出身者が進む道としては、製薬会社の技術職やMR(医薬情報担当者)などなど。ただし、自分のやりたいこと次第で営業職やITなどに行く人もいます。

早稲田大学応用化学科の有機合成化学分野の研究室には、 細川研究室 と 山口研究室 があります。
興味を持った方はぜひ、応用化学科のHP又は研究室HPから詳細を調べてみてください。

Goal!!

この分野がおすすめです

ここにゴールしたみなさんが選んだキーワードは、
新しい材料、分子が勝手に集まって構造を作る?!、無機・有機ハイブリッド材料、体内で薬を運ぶ です。

ここでは、無機化学研究室に所属している先輩のお話を紹介します。
研究室を決めた理由は、たくさんの分析機器を使って基礎的な化学を学びたかったから。現在は、シリカナノ粒子(主に二酸化ケイ素から構成されるナノサイズの粒子)の研究を行っています。先生や先輩が熱心でとても楽しいです。大変なこともありますが、乗り越えた時の達成感は格別です。無機化学、有機化学ともに扱え、どんな人にもおすすめです。この分野の研究室出身者が進む道は多岐にわたり、化学系全般といえるでしょう。

早稲田大学応用化学科の無機化学分野の研究室には、 下嶋研究室 と 菅原・ゲガン研究室 があります。
興味を持った方はぜひ、応用化学科のHP又は研究室HPから詳細を調べてみてください。

Goal!!

この分野がおすすめです

ここにゴールしたみなさんが選んだキーワードは、
電気自動車、太陽光発電、新しい高分子(ポリマー)の作り方、柔らかポリマー電池、衣類(繊維) です。

ここでは、高分子化学研究室に所属している先輩のお話を紹介します。
研究室を決めた理由は、高分子材料が身の回りの製品に使われており、応用範囲が広いことや有機合成に興味があったことなど。現在は、水素キャリア(エネルギーキャリア)班に所属しており、クリーンエネルギーとして注目されている水素エネルギーを高分子で実現することを目指して研究を行っています。実験は、なかなか成功しないこともありますが、うまくいくときは楽しいです。この分野の研究室出身者が進む道は総合化学、石油、化粧品その他多岐にわたります。

早稲田大学応用化学科の高分子化学分野の研究室には、 小柳津・須賀研究室 があります。
興味を持った方はぜひ、応用化学科のHP又は研究室HPから詳細を調べてみてください。

Goal!!

この分野がおすすめです

ここにゴールしたみなさんが選んだキーワードは、
燃料電池車、排気ガスの浄化、水素社会、膜を使った分離精製、金属触媒、化石資源の利用(石油プラントなど) です。

ここでは、触媒化学研究室に所属している先輩のお話を紹介します。
研究室を決めた理由は、工業化学反応のほとんどに触媒が使われているほど触媒の役割は大きく、また、無機化学、有機化学などさまざまに分野分けされる化学を広く深く勉強できる分野だと思ったからです。現在は、アンモニア合成反応を電場印加と触媒を組み合わせて低温常圧で進行させる触媒の探索、また反応の速度論的解析を行っています。自分に合うスタイルで研究ができます。成果が出ることが一番のやりがいです。この分野の研究室出身者が進む道は石油、自動車関連が多いですが、自分次第でどんなジャンルの仕事にもつけます。

早稲田大学応用化学科の触媒化学分野の研究室には、 関根研究室 と 松方研究室 があります。興味を持った方はぜひ、応用化学科のHP又は研究室HPから詳細を調べてみてください。

Goal!!

この分野がおすすめです

ここにゴールしたみなさんが選んだキーワードは、
電気自動車、太陽光発電、リチウムイオン電池の電極、熱でガン細胞を壊す です。

ここでは、応用物理化学研究室に所属している先輩のお話を紹介します。
研究室を決めた理由は、実際に店頭に並び私たちが手にする「製品」を開発したいという思いと、ナノ医療に興味があったからです。
現在は高機能センサ班に所属しており、唾液中に存在するストレスマーカーと呼ばれるストレスによって増減する物質を約1cm2の小さなチップを使って電気化学的に検出することができるストレスセンサーの開発をしています。繊細な作業が多く、少しでも操作を失敗してしまうとチップが壊れ検出ができなかったりと、シビアな部分もありますが、結果が出れば楽しいですし、上手くいけば製品化、果ては商品化に繋がるためモチベーションを上げながら頑張っています。
他にも高機能センサ班にはインフルエンザ検出センサーや食品の品質検査センサーを作製しています。また、素子班では磁気粒子を使ってがん細胞を破壊する事を目的とした粒子班やハードディスクの大容量化へ向けた磁気記録デバイス班、エネルギー実装デバイス班では様々な電池の開発や電気化学的な減少の解析を行っています。この分野の研究室出身者が進む道は電気会社・化粧品会社・電力会社・食品会社・自動車会社など多岐に渡りますが、最終的に私たちが使うような製品の開発に携わる会社が多いと思います。

早稲田大学応用化学科の応用物理化学分野の研究室には、 門間研究室 と 本間研究室 と福永研究室 があります。興味を持った方はぜひ、応用化学科のHP又は研究室HPから詳細を調べてみてください。

Goal!!

この分野がおすすめです

ここにゴールしたみなさんが選んだキーワードは、
バイオマス、酵素を使った合成、微生物を使った合成、生体触媒・酵素、農薬、調味料・添加物、化粧品、洗剤・石鹸 です。

ここでは、応用生物化学研究室に所属している先輩のお話を紹介します。
研究室を決めた理由は、以前より遺伝子という極めて小さな組織から身体が構成され、精密に機能することに強く惹かれ、分子生物学などに興味を持っており、私の研究室では分子生物学などの知識を前提として研究を行うことができるため、意欲的に勉強、研究ができると思ったからです。現在は、酵素機能開発工学班、通称ペプチド班で研究を行っており、ポリペプチドなどを作り出す新規酵素の開発を進めています。大腸菌などといった菌体を相手とした研究となるため、研究時間はフレキシブルで、朝型の人もいれば夜型の人もいるなど、各々自由に研究を行っています。私と同様に生物化学分野に興味を持ち、それに関わった研究したいと思っている方にはピッタリだと思います。

早稲田大学応用化学科の応用生物化学分野の研究室には、 木野研究室 と 桐村研究室 と 梅野研究室 があります。興味を持った方はぜひ、応用化学科のHPから詳細を調べてみてください。

Goal!!

この分野がおすすめです

ここにゴールしたみなさんが選んだキーワードは、
排水の浄化、太陽光発電、医薬品の品質制御(結晶)、大量生産を可能に、病気のプロセスの解明、人工臓器、結晶による分離精製、分子が勝手に集まって構造を作る?!、光も電気も通す透明電極、排水・排熱の利用、商品製造工場のプロセス設計、調味料・添加物 です。

ここでは、化学工学研究室に所属している先輩のお話を紹介します。
研究室を決めた理由は、チョコレートの口溶けや医薬品の効き目に影響する結晶の研究など、医薬や食品の分野に関する研究がしたかったからです。現在は、タンパク質の結晶を作る研究をしています。タンパク質はアミノ酸が沢山結合した大きくて複雑な構造をしているために従来の方法で結晶を作ることは難しいことから、新しい晶析手法の検討を行っています。他の班では、工場廃液から有害な物質を結晶として取り出す研究、痛風の研究、アミノ酸の結晶の形を制御する研究、結晶を使った蓄熱手法など色々な結晶の研究をしています。私の研究は今までおそらく世界でも誰もしたことがない手法だったので、最初は参考にする研究もなく本当に大変でしたが、結晶が始めて出来たときは本当に嬉しかったです!!今の方法でもっと大きくてきれいな結晶を作ることが今の目標です。この分野の研究室出身者が進む道についてですが、化学工学はフラスコの中で起きている反応を工場で使うときにいかに効率を落とさずに高品質な製品を作ることができるか、ということに繋がるので化学系の分野ではほぼ全ての分野の仕事につくことが出来ると思います。就職先も、化学メーカー、食品分野など様々です。身の回りの現象がどんな風に起きているのかが分かるので、理論立てて考えられる人におすすめです。

早稲田大学応用化学科の化学工学分野の研究室には、 平沢・小堀研究室 と 野田・花田研究室 があります。興味を持った方はぜひ、応用化学科のHP又は研究室HPから詳細を調べてみてください。