2020年度 理工展

11月7日、8日に理工展が開催されました。今年は新型コロナウイルスのため、オンラインで開催されました。

応用化学会学生委員会では「応用化学科についての展示」、3つの実験「人工イクラでスノードームを作ろう!」「ケミカルライト」「着色してみよう!!」の4つの企画で出展しました。

 

バーチャル理工展アプリも今回の理工展用につくられ、web版とアプリ版の両方での参加が可能となっていました。アプリの方では実際のキャンパスが再現されており、ゲーム感覚で楽しむことができました。

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  「応用化学科の展示」は例年、ブースで時間割や学生の日頃の過ごし方、研究室、講義で使用する教科書などを紹介していました。今年は対面で学生による説明はできませんが同様の内容を参加者様にご提供できるように工夫しました。学生生活については今まで大学で撮影してきた写真を学生から集めて動画にまとめ、私たち応化会学生委員会の紹介もその中に含めました。他にも学部1~3年生の学生にアンケートを実施し、それに基づいたクイズも掲載しました。

 

「人工イクラでスノードームを作ろう!」「ケミカルライト」「着色してみよう!!」の実験企画は事前に実験の撮影を行い、その編集動画を掲載しました。毎年のようにご来場いただいた皆様に体験していただくことができないため、視覚的に楽しんでいただける内容にしました。動画の中にパワーポイントを用いた説明を取り入れたり、実験の詳しい原理や日常ではどんなところに役立っているのかなど時間をかけて説明できたりとオンラインならではのメリットもありました。

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イレギュラーな形式での開催となり、戸惑う部分も多かったですが、無事に理工展を終えることができました。予想以上にたくさんの方がご覧になってくださり、「分かりやすかった」「応用化学科について知ることができてよかった」などの嬉しいご意見を頂戴しました。

 

オンライン開催ならではの利点もありましたが、応用化学科に興味を持ってくださっている方、体験実験を楽しみにお越しくださる方と接することができなかったのは残念です。早く感染症が収束し、来年の理工展は例年通り開催できることを願っています。その際はまた多くの方にキャンパスまで足を運んでいただけると嬉しいです。オンライン理工展で私たち応化会学生委員会の企画に参加してくださった皆様ありがとうございました。また今回の理工展参加につきましてご理解、ご協力いただいた方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
文責 桐木理沙

 

2020年度 新入生交流企画

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、早稲田応用化学会学生委員会に新たに入会した学部1年生との交流会を対面で行うことができませんでした。そこで、オンラインではありますが班ごとに分かれてクイズ大会を開催し、学部2、3年生の委員との交流を図りました。

2020年10月31日、オンライン会議ツールZoomを用いて本交流会を行いました。まずは上級生と学部1年生の交流としてクイズ大会を実施、景品を得るために、学年の交ざった4人程度の班ごとに2種類のクイズに挑みました。まずは班員から漢字1文字のヒントをもらい、回答者がお題を当てるクイズでした。例題ではメスシリンダーがお題とし、「量」「精」などがヒントとして挙げられました。正解者ももちろんいましたが、より精度の高いメスフラスコと間違えるなど、応用化学科らしい問題でした。私自身が回答者となったとき、班員全員が「緑」というヒントを出したため初めは全くわからなかったのですが、お題に関する班員同士の会話から、応用化学科専用のラボノートとわかりました。このように漢字が被ると非常に難易度が上がるため、班員同士でも心理戦が繰り広げられ、楽しむことができました。

次に、インターネット上のサイトを用いて、お題に対する全員の回答が一致させるゲームを行いました。「魔法使いが出てくる漫画といえば?」という問題では、ハリーポッターシリーズを思い浮かべながら、最近(金曜ロードショーで)やっている作品があるよね!と話したのですが、班員の1人がオズの魔法使いと回答していました。学部1〜3年生しかいないので年齢はあまり変わりませんが、それでも世代の違いを感じて面白かったです。

1つ目のお題を当てるクイズでは全班ほぼ同点だったのですが、2つ目のゲームで差が生まれ、優勝チームには景品が贈られました。

この後は学部1年生だけのグループと上級生だけのグループに分かれて懇談会を行いました。上級生同士は普段から話しており、この日も他愛もないお話をしましたが、1年生は人狼ゲームを行っていたようでした。学部1年生の委員同士で話す機会はこれまであまりなかったため、ここで親睦を深められたようです。

今回のゲームで同じ班になった1年生と知り合い、交流を深めることができました。このご時世なので対面で顔を合わせるならマスクを着用しなければなりませんが、家からの参加だったため素顔がわかり、これもオンラインで行う利点だと感じました。1年生同士も仲を深められたと思います。私自身今まであまり参加できていませんでしたが、今回出席して知り合いを増やすことができて良かったです。

文責:B2髙瀬 美涼

縦割り交流会2020

10月3日(土) 15:00~19:30で縦割り交流会が開催されました。本年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、オンライン会議ツールZoomで開催し、O,BOGの方々と学生の計75名に参加していただきました。本会はテーマとして「ともに紡ごう、応化の未来」を掲げ、濱会長、尾崎若手部会代表、田中学生委員長からご挨拶を頂き、開会しました。その後、OB,OGの方々からも自己紹介・近況報告を頂きました。

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次にメインである、OB,OGの方々と学生の交流企画へと移りました。まず、OBOGの方々と学生が各班に分かれ、アイスブレイクを行いました。その際、オンラインということで、オンラインツール(Apisnoteという付箋ツール)を用いました。Apisnoteの付箋に好きな単語をそれぞれ1つ書き、集まった付箋の内容について話しながら、一人ずつ自己紹介を行いました。
緊張も薄れ、交流も深まってきたところで、本企画として「高田馬場で1か月限定のテナントを借りたら」というお題のもと各班で企画を考案、発表しました。この企画の背景としては、高田馬場の街づくりにおけるビジョンの1つである多様な人々の繋がりによる成長を目指すことや、多くの人々が利用するが、交流は少ないことを改善したい、駅周辺の建物へ人を呼び込みたいなどがありました。高田馬場での人々の繋がりを促進させ、高田馬場の街づくりに貢献することを目的とし、それぞれのグループが意見を交わし合い、議論を行いました。

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各班の一人ひとりが案を出し合い、方向性を決めながら、案を絞りました。その後、決まった案を具体的に練っていき、スライドを完成させ、発表を行いました。 具体的には、我々の生活を体験してもらうような教室を作る案や、フードストリートを作る案、「絶対に感染してはいけない居酒屋」を作る案などが出ました。どれも興味深く、面白いアイディアばかりでした。

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最後に橋本副会長から閉会挨拶を頂き、縦割り交流会を閉会しました。閉会後にZoomのブレークアウトセッション機能を用い、少人数での懇親会を行いました。ここではOB,OGの方々と学生の交流のほか、OB,OGの方同士の交流も行われました。

OB,OGの方々との交流を通じ、様々なお話を伺うことが出来、非常に貴重で実りある有意義な時間を過ごすことが出来ました。今年はオンラインでの開催でしたが、横の繋がりだけでなく、縦の繋がりもより強くなったと感じられました。応化の輪がさらに広がり、不確実性の増す未来に向かい何が出来るかを考えるきっかけになったのではないかと思います。

 

最後に、縦割り交流会に参加してくださったOB,OGの方々、お忙しい中、お時間を割いていただき誠にありがとうございました。

 

文責:西田 和広