理工展2015[報告]

理工展看板
11月7, 8日に西早稲田キャンパスにおいて理工展が行われました。
応用化学科学生委員会では例年同様、実験、屋台、展示の3部門を行いました。

 

実験班

実験

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実験班では
・試験管に雪を降らせる&華麗なる過冷却
・電池がないのに、オルゴールが鳴る!?
・振動反応~勝手に色が変わる!?~
・スノードームを作ろう〜光る人工イクラ〜
の4種類の実験を行いました。

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過冷却を利用した雪を降らせる実験では、結晶の発生におおきな歓声をいただきました。
オルゴールを鳴らす実験では、大学3年生の授業で扱うポリアニリンという導電性高分子を使い、本格的な実験を演示しました。
振動反応では、フラスコの中の液体の色がめくるめく変わりゆく姿で、来場していただいた方の目を釘付けにしていました。
人工イクラの実験では、実際に自分の手で人工イクラを作りビンに詰めて持ち帰ることができ、多くの子どもたちに楽しんでいただきました。
どの実験も原理が深く本格的なものでしたが、来場していただいた方々はとても熱心に実験を見てくださりました。私たちもお客様からの原理等の質問に対し一緒に考えを巡らせ、理解を深めることができました。また、子どもたちには理科に興味を持ってもらえるように、紙芝居などを使って楽しく分かりやすく実験をするよう心がけました。

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屋台班

屋台

 

屋台では、昨年好評だった揚げバナナを今年も提供しました。

今年は揚げバナナに加え、ラスクもセットにして提供しました。学生は宣伝、会計、調理担当に分かれ、屋台の運営を行いました。味はチョコ、メープル、黒糖、シナモンを用意しました。どの味も揚げバナナのトロッと温かくて甘い味にとても合っていました。

理工展は両日ともに悪天候で、売れ行きが心配されましたが、400個以上売れ、売り切れとなるほど大好評でした。とくに家族連れの方に買っていただきました。
多くの方々に食べていただき、美味しいというお言葉を聴くことができて達成感にあふれています。揚げバナナを食べていただきありがとうございました。

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展示班

展示班では、例年の応化委員の作成の動画、教科書展示に加え、理工展の主な客層である小学生、中学生にターゲットとした、小学校から大学に至るまでの化学との関わり表現したピタゴラスイッチを作成しました。
製作過程で様々な問題が起きてしまい、非常に難航しましたが、理工展1日目は元気に稼働してくれました (2日目は残念ながら耐久性の関係で耐えられませんでした…) 。ピタゴラスイッチに多くの子供達が興味を持ってくださり、作成したかいがありました。
また、受験を考えている高校生、またその保護者の方々にも多くご来場いただき、学生生活、受験の話など、多くの質問をいただきました。現役大学生からの生の声を届けることができました。
今年は例年にないほど多くの方々にご来場いただきました。
様々な感想をいただき、私たちも非常に勉強させていただいた2日間でした。

展示

 

今年の理工展では、応化委員の部門に、進路に悩む中高生、好奇心旺盛な小学生、保護者の方々、卒業生の方、興味があって来てくださった方、様々な方々が来てくださり、とても感謝しております。去年以上の良い理工展になったのではないか思っております。
今年の反省点を生かし、来年以降も今年以上に良い理工展の出し物を提供できるように、応化委員一同、努力してまいります。

(文責:応用化学科 3年 亀田光貴、中里美穂、2年 柏木沙稀、1年 濱村咲妃)