8月1日、2日の2日間にわたり、オープンキャンパスが行われました。
◆展示
時間割や学生の生の声をまとめたポスターや教科書、各研究室のポスターを展示させていただきました。また、分子模型のキットを用いて中高生に化学の世界に簡単ですが触れてもらいました。高校生たちは、研究室のポスターを興味深く見て、私たちに学生生活や将来についての様々な質問をしてくれました。
◆実験
・吸水性ポリマー:おむつから取り出した吸水性ポリマーを用い、水の吸収過程及び塩をふりかけることでの脱水過程を見てもらいました。
・粘土鉱物:無機物が形成するゲル状物質の変化を体験してもらいました。ペットボトルに粘土鉱物を入れて、来場者に振ってもらうことで状態の変化を実感してもらいました。
・ラップの匂いの透過性:ラップには原材料によって種類があり、それによって匂いの透過性が異なることをニンニク入りのコップを用いて体験してもらいました。高校生だけでなく、同伴でいらっしゃっていたお母様方からも驚きの声が上がっていました。応用化学が非常に身近なところに関わっていることを感じていただけたと思います。
・ミョウバンの結晶:平沢先生にお願いをし、作成していただいたミョウバンの結晶を展示させていただきました。化学部に入っているという高校生でも驚いてルーペを使って興味深そうに見入っていました。また、平沢先生も空いた時間で来てくださり、実際に高校生と色々とお話をされていました。
◆映像
昨年に続き、流行っているCMを応用化学科風にアレンジした物などを応用化学科の紹介として流しました。
我々応用化学科学生委員は2ヶ月ほどかけて、話し合いを重ねて応用化学科のブースをよりよくするため準備をしてまいりました。今年は昨年よりも場所の条件が悪く、来場者が少なくなることが見込まれていましたが、パンフレットが2日目の早い段階で準備分がなくなってしまいましたし、来場者の方々もパンフレットを貰っていくだけの方はほとんどおらず、かなりの時間をブースの中で過ごして頂けたようでした。これは、応用化学科の先生方のご協力のもと集めることができた各研究室のポスターや分子模型などが来場者の興味を引くことに一役を買ってくれた物だと思います。お忙しい中私たち学生に様々なアドバイスをくださった、小堀先生、細川先生、門間先生、また、分子模型キットを貸してくださった下嶋先生をはじめとした応用化学科の先生方に応用化学科学生委員より深く感謝申し上げます。今後も応用化学科学生委員は応用化学科ブースにさらに多くの方々に来場していただけるよう努力をしていきます。
文責: 応用化学科3年 亀田光貴 (2015/08/18)