6月18日(土)に2016年度第1回縦割り交流会が行われました。縦割り交流会は,応用化学科の若手OB/OG の方と現役学生の交流,繋がりの強化を目的とした交流会で,今回は「一期一会」のスローガンのもと,学生78名,OB/OG 35名の計113名が参加しました。
15時半に交流会は始まり,今回ご参加頂いたOB/OGの方の自己紹介の後,OB/OGの方と学生の縦割りで20グループに分かれてアイスブレイク,フリートーク,そしてミニゲームを行いました。途中,グループのメンバーの入れ替えを行い,計3回のローテーションで行いました。
1回目は「悩み」というテーマで,事前に用意した学生の様々な「悩み」についてOB/OGの方と話しながら考えました。就職や研究に関わることから,学生生活のちょっとした悩みまで,OB/OGの方に共感して頂けたり,逆にOB/OGの方の悩みについても考えたりと,交流会が始まったばかりでも,すぐに打ち解けて話が尽きることはありませんでした。
2回目は「モチベーション」というテーマで,何をモチベーションに仕事や学業などを頑張っているかを話し合いました。「モチベーション」というテーマから出発しましたが,そこから仕事の話や女性の社会進出の動向や影響など,様々な話題に広がっていき,OB/OGの方の貴重な意見を聞くことが出来ました。
3回目は趣向を変えて,「ミニゲーム」を行いました。内容は,パスタ20本/テープ/ひもを用いてどれだけ高い場所にマシュマロを置くことができるか競うという斬新なものでした。OB/OGの方と学生が協力し合い,出来るだけ高くなるよう工夫を凝らしました。このゲームは,幼稚園児や小学生ほど初めからマシュマロを設置して高く積み上げることが多く,頭で考えてから積み上げる大人と違い良い結果が得られるそうで, OB/OGの方と学生の仲を深めるだけでなく,「実際にやる」ことの大切さを実感するゲームでもありました。
こうして盛り上がりを見せた交流会は17時半に閉会し,その後は懇親会を行いました。 応用化学科の和田宏明教授のご挨拶から始まり,各学生の興味のある分野で働くOB/OGの方と立食形式で仕事の話やプライベートの話,学生時代の過ごし方など,交流会以上に自由にお話しをすることができました。そして若手OB/OG会代表の米山依慶さんの中締めのご挨拶,応用化学会学生委員会次期代表の田中徳裕さんの一本締めの後,集合写真を撮って懇親会を終了し,19時に本会の行程を全て終えました。
講演会と異なり,交流会は基本的にフリートークであるため,かなり自由にOB/OGの方と接することができ,自分の学生生活での悩みや考え事を相談したり,社会人はどのような仕事や生活をするか質問したり,更に前回の交流会でお話ししたOB/OGの方と再びお話ししたりすることができ,大変有意義な交流会になりました。 今後も定期的にこのような,OB/OGの方と現役学生が同じ目線で語り合うことの出来るような素晴らしい会が開催されると大変良いと思いました。
最後に,お忙しい中,縦割り交流会に来て頂きました若手OB/OGの方にこの場を借りて御礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
文責 : 応用化学科2年 神守広一郎 (2016/06/23)