2023/11/4・11/5 2023年度理工展出展報告

 11月4, 5日の土日に渡って理工展が開催され、応化会学生委員会は展示や演示実験、屋台の出店を行う 応化展 として出展しました。また、早稲田大学の入学を考えている中高生はもちろん、小さなお子様や在校生の保護者様の方々など、たくさんの来場者にお越しいただきました。今回の理工展においても、実験班と屋台班、そして展示班の合計3つの班に分かれて応化展として企画参加しました。

 

実験班

実験班では「芳香剤を作ろう!」と「人工いくらでスノードームを作ろう!」の体験実験と、「ケミカルライト」の演示実験を行いました。

当日は朝早くから整理券を受け取るための長い行列ができていました。小さなお子様連れのご家族や、進路を考える学生が多くいらしていたと思います。

体験実験では香りや色を選んで自分だけの芳香剤や人工いくらをつくり、持ち帰ってもらいました。ケミカルライトの演示実験では蛍光の原理を説明した上で、実際に蛍光が発生する様子を見てもらいました。

実験中に反応を見て嬉しそうに驚きの声をあげる方がいました。多くの方に実験を楽しんでいただけたと思います。

子どもたちの熱い視線が…!!子どもたちが真剣に実験してます(上手く手順を教えられてるようです✨)子どもたちの実験の下準備の裏方作業、縁の下の力持ち!

 

屋台班

今年も屋台班はわたあめ店として出展しました。学生たちで受付、調理、会計、宣伝をして運営を行いました。

わたあめはイチゴ、メロン、レモン、プレーンの4種類のフレーバーを販売し大盛況の2日間でした。特にイチゴとメロンは2日とも売り切れになってしまうほど大人気で合計500本以上売上げることが出来ました。

入場規制の緩和も相まって予想だにしない人気ぶりで調理は大慌てでした。そんな中で家族で応用化学の実験を見た後に割引券を持って綿あめを買いに来てくれたことが特に印象的でした。

沢山の方々に協力を頂けたのでトラブルなく理工展を盛り上げることが出来ました。

十分な成果があった一方で完璧な運営とはいかず課題も見つかりました。それを踏まえて来年の屋台班はより素晴らしいものにしていきたいと思います。ありがとうございました。

当日は長蛇の列ができてました!!わたあめを手渡してる様子屋台班、お疲れさまでした~~

 

展示班

昨年度に引き続き展示班は、主に応用化学科の紹介を目的とした教室展示企画を実施しました。主な展示物は実際に学生が使用した実験レポートや実験指導書、教科書などの応化生必須の勉強道具や、応化生の時間割例、各研究室の紹介ポスターなどでした。また、ポスターなどの展示のほかにも、教室内では簡単な演示実験(界面活性剤・吸水性ポリマー)も実施しました。こちらは主に小さい子どもたち用に用意したものでしたが、個人的にはもう少し子どもたちが直感的に感動できる実験、あるいは展示物が用意できたらもっと子どもたちも応化会の展示班の企画を楽しめるのかなと思いました。

少々分かりづらく、辿り着きづらい出展教室であったのにも関わらず、今年度の理工展2日間における展示班の来場者数は合計1024人と非常に多くの方にご来場いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。今年度の反省を踏まえた上で来年度は、来場者の方により楽しんでいただけるような展示企画になるよう改良していければと思います。

黒板を使って精いっぱい化学科らしいところを表現しました(見栄っ張りです)多くの来場者の方が応化について興味深々のようでした展示班、お疲れさまでした~~

 

文責:B2 生田 紗百合(実験班) B2 大野 駆(展示班) B3 原田 拳汰(展示班)