12月12日,13日の二日間に渡り,応化委員と応化委員若手OBの方との交流を目的とした縦割り交流合宿が長野県にて行われました。
午前10時50分に西早稲田キャンパスを出発し,途中SAにて昼食をとり,午後3時,宿泊先である菅平高原に到着しました。
午後3時30分から2時間半,テーマとして“Critical Thinking”を掲げ,OB,修士生,学部生の縦割りでグループに分かれ,交流会を行いました。内容としては,ロジックツリーとSWOT(Strengths,Weaknesses,Opportunities,Threats)分析を行い,限られた時間で指定された問題について考察をし,解決策を考えた後,グループごとにPowerPointを用いて他の参加者への発表をしました。これらの活動を通して, 課題に対して自分の頭でしっかりと考え,積極的に議論(良い意味での批判)をし,解決策を考えていくことの難しさを感じるとともに,普段の勉強だけでない,問題解決能力という意味での賢さの重要性も実感する良い機会となりました。
交流会のあと,夕食とお風呂の時間を終え,午後9時からは懇親会を行いました。今までのようなグループワークとは打って変わって,談話形式で若手OBの方との交流を深めました。化学の話や仕事の話から,学校生活の話まで,様々なテーマでの談話に話が尽きることはありませんでした。
こうして夜を明かした翌朝,朝食を済ませた後,交流会の第2部として,昨日とは違った趣のグループワークを行いました。テーマとして”論理的思考力の養成”を掲げ,「童話のストーリーの続きを考える」,「2つの関係のない事柄にストーリーをつけ加えつなげる」という二つのグループワークを行いました。前日のグループワークよりも直感や発想力が重要であり,昨日の懇親会で若手OBの方や他学年の応化委員の方と,今までよりも打ち解けることができたからか,昨日のグループワークより,和気藹々と意見を出し合うことができました。
そして,午前10時30分に菅平高原を出発し,交流合宿2つ目のイベントであるりんご狩りへ向かいました。11時45分頃より,小諸市の松井農園にて,りんご狩りとりんごの試食をしました。普段はなかなかすることのないりんご狩りをしたり,普段見慣れないような銘柄のりんごを堪能したりと,非常に楽しくかつ若手OBの方や他学年の応化委員の方とも交流を深める良い機会になりました。その後は松井農園にてバーベキューを行いました。
そして,松井農園を午後2時に出発して帰路につき,午後5時に高田馬場駅前にて解散しました。
今回の交流合宿では,普段の交流会とは一味違う経験をすることができ,また,交流会等で講演をしていただく若手OBの方や共に活動をする応化委員の普段とは異なる一面も垣間見ることができたため,非常に良い経験になると共に,グループワークを通して,問題解決能力,論理的思考力の養成という課題について考えるきっかけとなる有意義な機会となりました。
来年以降も交流合宿のような, 若手OBと応化委員との関係が深まる機会が続くと非常に良いと思いました。
最後に,今回の合宿に参加していただいた若手OBの方々,ありがとうございまいした。
文責 : 応用化学科1年 神守 広一郎 (2015/12/16)