2021年度「食品・香料の開発&マーケティング現場」

今回は応用化学科のOB・OGである河野様、西田様、西尾様、宮部様の4名をお招きして、「食品・香料の開発&マーケティング現場」と称し、先輩方とお話ができる機会を設けました。本企画は食品会社へ興味を持つB3がOBOGに協力をお願いし、他のB3も誘って企画を実現しました。この場をお借りして、ご協力くださった皆様方に感謝申し上げます。

 

2021年6月18日(金)にZoomを用いて本企画を行いました。まず、本企画に参加していただいた先輩方の自己紹介から始まり、先輩1名または2名に対して学生3名の3つのブレイクアウトルームを作成し、約20分間のトークタイムをローテーションして全員の先輩からお話を伺いました。ここで参加して頂いた先輩方の紹介をします。

河野様:日本ハム株式会社・デリ商品研究開発課に2年、検査分析課に1年所属。

西田様:赤城乳業株式会社・商品開発部に2年、マーケティング部に1年所属。

西尾様:長谷川香料株式会社・技術研究所2年、マーケティング企画部1年所属。

宮部様:株式会社 明治・原料(カカオ)開発8年。

先輩方とのトークタイムが終わった後は、この機会がより有益なものになるように参加した学生たちで質問した内容について共有しました。基本的な仕事内容は、企画・マーケティング系では新商品の味を考えたり、自社の商品や材料を他社に売り込んだりすることで、開発系では企画された新商品の理想の味を表現するためにどんな素材を使うか、どのように加工するかといった研究をすることだそうです。研究職はずっと部屋にこもっているイメージがありましたが、原料の原産地である外国まで訪れることもあるとのことでした。また、開発に携わった商品をお店で見たときにやりがいを感じたり、自分の子供を見ているような気分になったりもすると仰っていたのが印象的でした。

 

普段、私たちがコンビニやスーパーマーケットで目にする商品などに関わっている人と会話ができる貴重な時間でした。働くとは何をするということなのか全く分かっていなかったので、実際の仕事内容を聞くことができて、自分の将来について話を聞く前よりも具体的に考えられるようになりました。この度ご協力いただいたOB・OGの皆様に再度お礼申し上げます。

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文責:B3 越塚義規