2021年度第四回若手会員定期交流会

 去る2月26日、2021年度第四回若手会員定期交流会を行いました。本企画は昨今の情勢にかんがみて中止された縦割り交流合宿の代替企画を兼ねており、当初は対面形式を予定しておりました。しかし依然予断を許さない感染状況から、オンライン形式での開催となりました。以下に詳細をご報告させていただきます。
早稲田応用化学会・交流委員長の椎名さんの挨拶から始まった今回の縦割り交流会では、「SWOT分析」を軸に若手OBの方々9名と学生22名(B1 10名、B2 7名、B3 2名、B4 2名、M2 1名)の計31名で交流を図りました。テーマは、「私は、今年で52歳になります~日本のイノベーションのジレンマを超えて、SWOT分析によるアプローチ~」
以下に交流委員長の椎名さんの挨拶を一部要約して掲載します。

「本来であれば縦割り交流合宿と言う事で若手部会と学生委員の交流を出来るところ、それが出来ないことは大変残念ではありますが、代替のイベントを皆さんで企画していただいた事に感謝を申し上げます。2023年5月に早稲田応用化学会は100周年を迎えます。25年後、50年後の応化会が目指す将来像をテーマとして、現在、記念行事の準備を進めております。125周年においては、本日お集まりいただいている皆さんの世代が中心となって活動されていると思います。応化会は会員ファーストで企画を準備する事が大事ですが、運営する側も楽しんで活動しないと発展はないと思っております。また100年の歴史を築いていただいた先輩方にも多くご参加、ご協力いただき、懐かしい仲間・新しい仲間が交流する事で絆を深めて、早稲田らしいイノベーションの創出に貢献できればと思います。この縦割り交流会の活動が、応化会の目指すべき方向性のヒントになって行くことを期待し、私の挨拶とさせていただきたく思います。」

 椎名さんから挨拶を頂戴した後はアイスブレイクを行い、その後イントロダクションとしてOBの劉 雲龍さん(新56、元酒井・小堀研、三菱ケミカル株式会社及び早稲田大学大学院商学研究科・博士後期課程)に今回のワークに必要な事前知識を教えていただきました。そしてグループワーク、最後に発表という順序で進んでいきました。
具体的にイントロダクション(詳細につき下記参照)では、SWOT分析とそれをはじめとする2×2の分析手法について知識を得たほか、今回のSWOT分析の対象である日本の現状や、分析の目的に関わるイノベーションのジレンマについても学びました。

・イントロダクション①:「1枚の未来地図」で冒険を始めよう!!~SWOT分析紹介~
・イントロダクション②:「2×2」の世界を探検しよう!!
・イントロダクション③:旅の起点は、やはりニッポン!!~イノベーションのジレンマ
について考える~

 今回のグループワークでは、対象を日本に設定するなど少々スケールの大きい分析となったために、行き詰まるような局面も見られました。しかし、最後の発表では昆虫食と日本の食の安全性・ブランド性を掛け合わせるような意見や、少子高齢化をチャンスと捉える意見など非常にユニークな案が多く飛び出しました。これらはまとめで学んだ「ポジティブな発想の転換で脅威すら機会と捉える」ことをまさに体現したものと言えるでしょう。最後のまとめでは、さらにこれからの社会が知識基盤社会でかつ不確実性が高い時代であることを確認したうえで、それを乗り越えるためには生涯学び続けることを通じて深化と探索を同時に行っていくことの重要性についても教わりました。
「発想力は移動距離に比例する。チャンスは行動力に比例する。」これは企画の最後に劉さんから頂いた言葉です。今回のグループワークで得たものを端的に表すフレーズで、とても強く印象に残っています。
このように今回の縦割り交流会も大変実りのある有意義な時間でした。成功裏に終えることができたのは参加してくださった若手OBの方々、運営してくれた学生委員のおかげであり、本企画に携わった全ての方に感謝を申し上げて締めさせていただきます。誠にありがとうございました。

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文責 B1植野公陽