6月3日から4日にかけて、2017年度新入生オリエンテーション合宿(以下オリエン)が軽井沢のセミナーハウスにて行われました。オリエンは新入生の今後の学生生活を有意義にすごしてもらうことを目的としており、応化の先生方や先輩方と交流を持てる場となっています。また、今年からは、応化の国際コースの生徒もオリエンに参加しており、新入生の間でも新たな交流がありました。
セミナーハウスに到着後、ガイダンスが行われました。ガイダンスでは、応化の先輩方の進学先や、博士課程について等、応化のカリキュラム等に関するお話しをして頂きました。新入生にとってはまだ先のことかもしれませんが、早いうちに将来のことを考え、目標を作り、実行に移すための良い機会だったと思います。自分としても、改めて応化について、自分の学生生活を通して考える良い機会となり、気持ちが引き締まりました。
その後グループミーティング(以下GM)を行いました。GMはオリエンのメインイベントの1つであり、先生方と和気藹々とお話をできる場となっています。その中でも、1年生から多かった質問として、「大学生のうちにやるべきこと」について、先生方も自分の学生時代を思い返しながら、人生のターニングポイントや学生時代の失敗談を交えながら、親身にお話して頂きました。また、英語の重要性など、勉強に関しての質問も多く、応化らしい、高い意識を持った新入生も沢山いました。先生方の親身かつ熱意のある回答のおかげで、新入生も、慣れない環境、大学生活への不安を払拭し、今後の指針を定めることが出来たのではないかと思います。
オリエンの2日目は、運動会を行いました。運動会は新入生と応化委員でチームを組み、大繩や綱引きを行って盛り上がりました。共に運動することを通じ、新入生同士はより一層仲を深めることが出来たのではないかと思います。応化委員も年甲斐もなく一緒に参加し、へとへとになってしまいました。どのチームも優勝を目指して互いに協力し、時には応化らしく化学的な作戦を考えているのが印象に残りました。また運動会の目玉として綱引きの優勝チームと先生方の対決を今年も行いました。結果は先生方の勝利で終わり、先生方の底力を新入生に味わってもらえたと思います。
オリエンの目的である、新入生同士の交流、また、先生方との対話を通じて、応化を知ってもらうということが達成されたならば幸いです。また、新入生にはオリエンで知り合った応化委員の先輩を通じ、横だけでなく縦のつながりを持ってもらえると、より良い学生生活を過ごせるのではないかと思います。
来年以降もより良いオリエンにできるよう、運営側である応化委員としてもより一層のスキルアップをしていきたいと思っています。オリエンは勿論のこと、その他の応化委員の今後の活動もぜひ見守ってください。
(文責 : 応用化学科3年 増田 陸)