「2015年」カテゴリーアーカイブ

2020年度学生&若手OBOG交流企画

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、例年実施している縦割り交流合宿ができませんでした。そこで、オンラインで学生と若手OBOGがフランクに交流できる企画を開催しました。

2021年2月13日(土)にオンライン会議ツールZoomを用いて本交流会を行いました。

はじめに、全体で若手OBOGの方々に名前と卒業年、研究室、会社名などの自己紹介をして頂きました。同じ研究室の出身でも全く異なる経歴を持っていらっしゃる方も多く、ひとりひとりのお話がとても興味深く学部1年の私でも研究室や仕事のキャリアについての具体的なイメージがわきやすかったです。

次に、少人数のブレイクアウトルームにわかれて、若手OBOGと学生が交流できる企画を実施しました。

1回目のブレイクアウトルームでは、3-4人のグループにわかれ、自己紹介文をひとり3文作成しました。自己紹介文はその人の意外な一面や面白いエピソードなどを説明したもので、グループで話し合いながら作成しました。制限時間は15分ほどあったのですが、話を深掘りしていくうちに時間はあっという間に過ぎていきました。単に名前や経歴などを説明するよりも、よりその人のことを深く知ることができ面白かったです。OBOGの方々や先輩と話すのは緊張しましたが、気さくに話しかけてくださり楽しい時間を過ごすことができました。

2回目のブレイクアウトルームでは、5-7人のグループにわかれ、1回目のアイスブレイクで作成した自己紹介文が誰のものであるのか当てるゲームをしました。3つの文から特定するのは難しかったですが、OBさんが話を振ってくださり、互いに質問をしあって特定していきました。グループ内で質問に当てはまる人は挙手などをして絞っていったのですが、表情の変化などから見抜く様子が心理ゲームのようで面白かったです。

自己紹介文のゲームの後、若手OBOGの方に仕事紹介などをしていただく予定でした。時間の関係上今回はできませんでしたが、OBOGの方から直接、研究室や大学生活、アルバイトなどの身近な話を沢山聞くことができたので良かったです。

私は今回このような企画に初めて参加しましたが、初対面の私でも気さくに話しかけてくださり、終始和やかな雰囲気でした。始めは不安もありましたが、若手OBOGの方々や先輩方との交流では、充実した濃い時間を過ごすことができました。今回は2時間という短い時間であり少人数での交流が多かったため、機会があればお話しできなかったOBOGの方々や先輩とも交流をしてみたいと思いました。オンライン上ではありましたが、貴重な良い経験をすることができました。

文責:B1寺島佳鈴

2020年度 新入生交流企画

今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、早稲田応用化学会学生委員会に新たに入会した学部1年生との交流会を対面で行うことができませんでした。そこで、オンラインではありますが班ごとに分かれてクイズ大会を開催し、学部2、3年生の委員との交流を図りました。

2020年10月31日、オンライン会議ツールZoomを用いて本交流会を行いました。まずは上級生と学部1年生の交流としてクイズ大会を実施、景品を得るために、学年の交ざった4人程度の班ごとに2種類のクイズに挑みました。まずは班員から漢字1文字のヒントをもらい、回答者がお題を当てるクイズでした。例題ではメスシリンダーがお題とし、「量」「精」などがヒントとして挙げられました。正解者ももちろんいましたが、より精度の高いメスフラスコと間違えるなど、応用化学科らしい問題でした。私自身が回答者となったとき、班員全員が「緑」というヒントを出したため初めは全くわからなかったのですが、お題に関する班員同士の会話から、応用化学科専用のラボノートとわかりました。このように漢字が被ると非常に難易度が上がるため、班員同士でも心理戦が繰り広げられ、楽しむことができました。

次に、インターネット上のサイトを用いて、お題に対する全員の回答が一致させるゲームを行いました。「魔法使いが出てくる漫画といえば?」という問題では、ハリーポッターシリーズを思い浮かべながら、最近(金曜ロードショーで)やっている作品があるよね!と話したのですが、班員の1人がオズの魔法使いと回答していました。学部1〜3年生しかいないので年齢はあまり変わりませんが、それでも世代の違いを感じて面白かったです。

1つ目のお題を当てるクイズでは全班ほぼ同点だったのですが、2つ目のゲームで差が生まれ、優勝チームには景品が贈られました。

この後は学部1年生だけのグループと上級生だけのグループに分かれて懇談会を行いました。上級生同士は普段から話しており、この日も他愛もないお話をしましたが、1年生は人狼ゲームを行っていたようでした。学部1年生の委員同士で話す機会はこれまであまりなかったため、ここで親睦を深められたようです。

今回のゲームで同じ班になった1年生と知り合い、交流を深めることができました。このご時世なので対面で顔を合わせるならマスクを着用しなければなりませんが、家からの参加だったため素顔がわかり、これもオンラインで行う利点だと感じました。1年生同士も仲を深められたと思います。私自身今まであまり参加できていませんでしたが、今回出席して知り合いを増やすことができて良かったです。

文責:B2髙瀬 美涼

第1回学生企画フォーラム

12月19日に、学生向け講演会を実施いたしました。
この学生向け講演は、学生委員が主体となって、学生会員に本学科が標榜する「役立つ化学、役立てる化学」を、企業の方からお話をいただいて身近に感じてもらえるよう企画したものです。
その記念すべき第一回となった今回は、サントリーホールディングスの方々にお越しいただきました。はじめにサントリーHDの紹介をしていただいた後に、サントリービール(株)の山寺順哉さん、サントリービジネスエキスパート(株)の上新原十和さんのお二方にご講演いただきました。
thumb_DSC_0393_1024
山寺 順哉さん「ザ・プレミアムモルツを支える化学技術」
2008年早稲田大学応用化学科修士卒の山寺さんには、ザ・プレミアムモルツの開発、改良に必要な化学技術についてご講演いただきました。ザ・プレミアムモルツには、華やかな香りと、深いコクとうまみを引き出すため、素材と製法へのこだわりがあるそうで、ビールの原料である麦芽とホップの成分の取り出し方や、投入するタイミングなどを、化学の計算で導き出した結果から教えていただきました。麦芽には特にこだわりがあり、普通の麦芽とダイヤモンド麦芽を実際に触ったり、食べてみたりという体験もさせていただきました。ホップも実際に口にしたのですが、非常に苦味が強かったのが印象的でした。
偏に麦芽やホップを使っているといっても、その固体によって成分が異なり、そのばらつきを抑えるために粉体工学というものを使ったり、香りを最大限に引き出すためにホップの入れるタイミングを物理化学の知識を使って導き出したりするなど、ビールの製造に化学が多く使われているということを学びました。
thumb_DSC_0408_1024

上新原 十和さん「分析化学の出会いから」
上新原さんには、サントリーが取り組んでいるPETボトルのリサイクルについて、安全性の評価を中心とした日本初の技術などを分析化学の観点からお話しいただきました。上新原さんのお仕事は、品質保証のための分析で、グレーゾーンな部分を化学的根拠に基づいてはっきりさせるということでした。大学では生命系を先行していたものの、入社してからは高分子化学、電気化学、生物化学など様々な分野の勉強をされたそうです。
また、女性である上新原さんには、仕事とプライベートの両立についてのお話をしていただきました。女子学生にとってはとてもためになるお話でした。
お二方のお話から、化学が世の中でどのように役に立っているのかを学ばせていただき、学生にとっては今後の将来の展望の手助けになったと思います。
講演会の後には懇親会が開かれ、学生・OB・OGの間で親交を深めました。そして最後は現学生委員会委員長政本浩幸の一本締めで閉幕となり、非常に密度の濃い一日となりました。
thumb_DSC_0473_1024
ご講演いただいたお二方、ご協力いただいたサントリーホールディングス株式会社の方々、ありがとうございました。

文責 : 応用化学科3年 石原真由

縦割り交流合宿2015

12月12日,13日の二日間に渡り,応化委員と応化委員若手OBの方との交流を目的とした縦割り交流合宿が長野県にて行われました。

午前10時50分に西早稲田キャンパスを出発し,途中SAにて昼食をとり,午後3時,宿泊先である菅平高原に到着しました。

午後3時30分から2時間半,テーマとして“Critical Thinking”を掲げ,OB,修士生,学部生の縦割りでグループに分かれ,交流会を行いました。内容としては,ロジックツリーとSWOT(Strengths,Weaknesses,Opportunities,Threats)分析を行い,限られた時間で指定された問題について考察をし,解決策を考えた後,グループごとにPowerPointを用いて他の参加者への発表をしました。これらの活動を通して, 課題に対して自分の頭でしっかりと考え,積極的に議論(良い意味での批判)をし,解決策を考えていくことの難しさを感じるとともに,普段の勉強だけでない,問題解決能力という意味での賢さの重要性も実感する良い機会となりました。

縦割り合宿 ロジック2

交流会のあと,夕食とお風呂の時間を終え,午後9時からは懇親会を行いました。今までのようなグループワークとは打って変わって,談話形式で若手OBの方との交流を深めました。化学の話や仕事の話から,学校生活の話まで,様々なテーマでの談話に話が尽きることはありませんでした。

こうして夜を明かした翌朝,朝食を済ませた後,交流会の第2部として,昨日とは違った趣のグループワークを行いました。テーマとして”論理的思考力の養成”を掲げ,「童話のストーリーの続きを考える」,「2つの関係のない事柄にストーリーをつけ加えつなげる」という二つのグループワークを行いました。前日のグループワークよりも直感や発想力が重要であり,昨日の懇親会で若手OBの方や他学年の応化委員の方と,今までよりも打ち解けることができたからか,昨日のグループワークより,和気藹々と意見を出し合うことができました。

そして,午前10時30分に菅平高原を出発し,交流合宿2つ目のイベントであるりんご狩りへ向かいました。11時45分頃より,小諸市の松井農園にて,りんご狩りとりんごの試食をしました。普段はなかなかすることのないりんご狩りをしたり,普段見慣れないような銘柄のりんごを堪能したりと,非常に楽しくかつ若手OBの方や他学年の応化委員の方とも交流を深める良い機会になりました。その後は松井農園にてバーベキューを行いました。

縦割り合宿 りんご2

そして,松井農園を午後2時に出発して帰路につき,午後5時に高田馬場駅前にて解散しました。

今回の交流合宿では,普段の交流会とは一味違う経験をすることができ,また,交流会等で講演をしていただく若手OBの方や共に活動をする応化委員の普段とは異なる一面も垣間見ることができたため,非常に良い経験になると共に,グループワークを通して,問題解決能力,論理的思考力の養成という課題について考えるきっかけとなる有意義な機会となりました。

来年以降も交流合宿のような, 若手OBと応化委員との関係が深まる機会が続くと非常に良いと思いました。

最後に,今回の合宿に参加していただいた若手OBの方々,ありがとうございまいした。

縦割り合宿 全体2

 

文責 : 応用化学科1年 神守 広一郎 (2015/12/16)

第3回自主勉強会 2015

11月27日に、第3回自主勉強会を開催致しました。今回のテーマは院試についてで、早稲田大学を卒業されてから東京工業大学の大学院に進まれた現役大学院生の先輩と、来年から東京大学の大学院に進まれる先輩にご講演頂きました。 最初に、他大を受験することになったきっかけ、院試に向けて準備を始めた時期、情報の収集方法、早稲田大学と他大学の院試のシステムについてご講演頂きました。実際に院試を受けるにあたって先輩方が使用された参考書なども紹介して下さいました。

yUhi_bkLsElhdJ7ttXm6wYm0lruRgZTCsNgOc4FUWGw,HawO_CaoEcX1VbAcJpcW_Di_QLEHAIRTQODzlgXoEmM

また、講演後は先輩方を囲んでフリートークを行い、各々疑問に思ったこと、相談したいことを直接質問しお答え頂きました。院試のシステム、今のうちにやっておいた方が良いこと、将来の見据え方まで、院試についてまだよくわからない1,2年生にもわかりやすく教えて下さり、また本格的に進路を考え始めている3年生の受験科目や勉強時間などの様々な不安を親身になって聞いて下さいました。勉強のやり方や、自身の体験に基づいた的確なアドバイスもして頂き、漠然としていた早稲田大学と他大学の院試のイメージが明確になりました。

CiSj1IZ6JzCDwL9hUkq6W_EeIgzklKb-2l53sNFjFhE

お二人の先輩方が共通して仰っていたことは、他大の院試を受験することは一つの選択肢であり大学院に進むことを決断するにあたって、自分の人生の目標、ゴールから逆算し自らの意志で自分の進路を選ぶことが大切だということでした。 「人生でやり直しはできるが、人生そのもののやり直しはできない」 この格言をいただき、自分自身の夢や目標について、自分の進路について改めて深く考える有意義な時間となりました。

 

(文責:応用化学科 2年 住田 裕代)

縦割り交流会2015

IMG_6600応用化学科の学生(学部1年~修士2年)および応用化学科出身の若手OBOGの方々との間での交流の場を提供し,また応化会の活動の理解,今後の活動への参加動機付けを目的とし,2015年11月14日(土),63号館1Fロームスクエアにて「2015年度 縦割り交流会」が行われました.土曜日,また雨という悪天候にもかかわらず,学生81名,若手OBOG32名,計113名の方々に参加して頂き,過去最大規模での縦割り交流会となりました.交流会後には同場所にて懇親会も行いましたが,こちらにも103名の方々に参加していただき,活発な交流が行われました.

《当日のタイムテーブル》
15:00-15:05 学生代表挨拶
15:05-15:30 若手OBOG自己紹介
15:30-16:45 アイスブレイク&フリートーク×2
16:50-17:20 元素トランプを用いたゲーム
17:30-19:00 懇親会

【アイスブレイク&フリートーク】
20テーブルに分かれ,1テーブルあたり学生4~5名,若手OBOG1~2名にて行いました(途中テーブル移動有り).「ワード自己紹介」や「共通点探し」といったアイスブレイクゲームを行った後,それぞれ「悩み」,「社会人への質問」といったテーマにてグループごとにフリートークを行いました.アイスブレイク・フリートーク共に大変盛り上がり,特にフリートークでは学生・社会人の方々みなさんで活発な意見交換が行われました.

【ゲーム】
化学同人の「えれめんトランプ」という元素記号を用いたトランプを使用し行いました.まず元素記号にちなんだお題を出しペアを組んで頂き,先着5ペアに化学クイズを出す,といった形式で行いました.応用化学科の教授に関する問題や,普段使っている試薬や器具に関するクイズ等をみんなで楽しみながら,交流を深めました.

【懇親会】
立食形式の懇親会を行いました.応用化学科より,和田教授に参加していただき,開会のご挨拶をしていただきました.懇親会ではゲームの盛り上がりそのままに,フリートークで話し足りなかったことを話したり,砕けた話をしたりと,より交流を深めることができました.最後は次期代表の学部4年西田穂高くんに一本締めをしていただき,無事閉幕いたしました.

本交流会は,例年以上に大勢の参加者に来て頂き,とても盛況に終わることができました。今回の交流会を大成功に収められたのは、多方面から御支援頂いた三浦会長をはじめとする応用化学会の皆様,和田教授をはじめとする先生方,並びに出席していただいた若手OB・OGの皆様のご協力あってのことと思います。関係者の皆様にこの場をお借りして心よりお礼を申し上げます。

文責:逢坂・門間研究室 修士1年 野口貴之

理工展2015

理工展看板
11月7, 8日に西早稲田キャンパスにおいて理工展が行われました。
応用化学科学生委員会では例年同様、実験、屋台、展示の3部門を行いました。

 

実験班

実験

.

実験班では
・試験管に雪を降らせる&華麗なる過冷却
・電池がないのに、オルゴールが鳴る!?
・振動反応~勝手に色が変わる!?~
・スノードームを作ろう〜光る人工イクラ〜
の4種類の実験を行いました。

.

過冷却を利用した雪を降らせる実験では、結晶の発生におおきな歓声をいただきました。
オルゴールを鳴らす実験では、大学3年生の授業で扱うポリアニリンという導電性高分子を使い、本格的な実験を演示しました。
振動反応では、フラスコの中の液体の色がめくるめく変わりゆく姿で、来場していただいた方の目を釘付けにしていました。
人工イクラの実験では、実際に自分の手で人工イクラを作りビンに詰めて持ち帰ることができ、多くの子どもたちに楽しんでいただきました。
どの実験も原理が深く本格的なものでしたが、来場していただいた方々はとても熱心に実験を見てくださりました。私たちもお客様からの原理等の質問に対し一緒に考えを巡らせ、理解を深めることができました。また、子どもたちには理科に興味を持ってもらえるように、紙芝居などを使って楽しく分かりやすく実験をするよう心がけました。

.

屋台班

屋台

 

屋台では、昨年好評だった揚げバナナを今年も提供しました。

今年は揚げバナナに加え、ラスクもセットにして提供しました。学生は宣伝、会計、調理担当に分かれ、屋台の運営を行いました。味はチョコ、メープル、黒糖、シナモンを用意しました。どの味も揚げバナナのトロッと温かくて甘い味にとても合っていました。

理工展は両日ともに悪天候で、売れ行きが心配されましたが、400個以上売れ、売り切れとなるほど大好評でした。とくに家族連れの方に買っていただきました。
多くの方々に食べていただき、美味しいというお言葉を聴くことができて達成感にあふれています。揚げバナナを食べていただきありがとうございました。

.

展示班

展示班では、例年の応化委員の作成の動画、教科書展示に加え、理工展の主な客層である小学生、中学生にターゲットとした、小学校から大学に至るまでの化学との関わり表現したピタゴラスイッチを作成しました。
製作過程で様々な問題が起きてしまい、非常に難航しましたが、理工展1日目は元気に稼働してくれました (2日目は残念ながら耐久性の関係で耐えられませんでした…) 。ピタゴラスイッチに多くの子供達が興味を持ってくださり、作成したかいがありました。
また、受験を考えている高校生、またその保護者の方々にも多くご来場いただき、学生生活、受験の話など、多くの質問をいただきました。現役大学生からの生の声を届けることができました。
今年は例年にないほど多くの方々にご来場いただきました。
様々な感想をいただき、私たちも非常に勉強させていただいた2日間でした。

展示

 

今年の理工展では、応化委員の部門に、進路に悩む中高生、好奇心旺盛な小学生、保護者の方々、卒業生の方、興味があって来てくださった方、様々な方々が来てくださり、とても感謝しております。去年以上の良い理工展になったのではないか思っております。
今年の反省点を生かし、来年以降も今年以上に良い理工展の出し物を提供できるように、応化委員一同、努力してまいります。

(文責:応用化学科 3年 亀田光貴、中里美穂、2年 柏木沙稀、1年 濱村咲妃)

夏合宿2015

応化委員の夏の大イベント。それが夏合宿です。3年生には感謝の意を、1年生には歓迎の意を込めて、2年生が主体となって初めて行うイベントでもあります。日程は9月19日から20日までの二日間。宿舎は新潟県津南町にあるマウンテンパーク津南。自然がとても綺麗な所でした。

 

スケジュール

1日目

9:00 高田馬場ロータリー集合

9:30 出発

14:00 宿到着

15:00 運動会開始

18:00 BBQ(夕食)開始

22:00 懇親会開始

 

2日目

8:00 起床

10:00 チェックアウト

11:15 そば・あんぼ作り開始

13:00 越後湯沢観光

15:00 出発

19:00 高田馬場到着

 

螟丞粋螳ソ・\86991日目のメインイベントは運動会です。運動会では班対抗で4つのゲームを行い、点数を競いました。目玉競技の応化障害物競争では、装置図の作成やカルピスの調製といった応化ならではの障害物で白熱した試合を繰り広げました。

 

運動会後は夕食のBBQで、現地の美味しい食事を楽しみました。その後は1日目最後のイベント、懇親会。ここでは、班対抗のゲームで盛り上がるなど、1〜3年の親交が深まりました。

 

2日目のメインイベントはそば・あんぼ作り。初めて作ったという人が多く、苦戦している人や知られざる才能が開花した人もいました。作った後はもちろん実食です。とても盛り上がり、合宿最後のイベントとして大成功でした。

螟丞粋螳ソ・\1375螟丞粋螳ソ・\7032螟丞粋螳ソ・\5702

 

今回の合宿を通して応化委員の絆はさらに深まったと思います。この絆で理工展も乗り越えていきたいと思います。最後に、2日間お世話になったマウンテンパーク津南の方々、合宿に来てくれた応化委員の方々、そして初の2年主体のイベントで精一杯頑張ってくれた合宿班の方々に、この場を持って感謝を申し上げます

夏合宿!_5727 (2)

(文責:応用化学科 2年 遠山良)

三菱化学 会社見学

早稲田大学理工学部応用化学科並びに応化委員OBで,現在,三菱化学株式会社で活躍されている劉雲龍さんのご厚意により,8月4日,応化委員の1年生・2年生28名で,大手町にある三菱化学株式会社の本社で会社見学をさせていただきました。
見学では,会社についてのDVDの視聴後,社内ショールーム「KAITEKI SQUARE」にて,三菱ケミカルホールディングスグループ6社(以下株式会社,三菱化学,田辺三菱製薬,三菱樹脂,三菱レイヨン,生命科学インスティテュート,太陽日酸)が開発した化学製品の常設展示,特別展示,並びにコンセプトゾーンの案内・説明をしていただきました。
化学を専門的に学び始めて間もない1年生にとって難しい内容もありましたが,身近な材料が最新の化学技術,驚きの化学技術の塊であることを肌で実感し,今は,将来世の中の役に立ち,また環境にも配慮した素材や道具を開発していくための土台となる勉強をしているのだなという自覚にもつながり,大変有意義な時間となりました。
このような貴重な機会を作っていただいた劉さん,そして,お忙しい中,多くの学生の見学を受け入れてくださり,また当日分かり易く,スムーズに案内・説明をしていただいた三菱ケミカルホールディングスグループの社員の皆様に,この場を借りて御礼申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

集合写真最終.jpg

文責 : 応用化学科1年 神守 広一郎 (2015/8/8)

オープンキャンパス2015

8月1日、2日の2日間にわたり、オープンキャンパスが行われました。

 

◆展示

時間割や学生の生の声をまとめたポスターや教科書、各研究室のポスターを展示させていただきました。また、分子模型のキットを用いて中高生に化学の世界に簡単ですが触れてもらいました。高校生たちは、研究室のポスターを興味深く見て、私たちに学生生活や将来についての様々な質問をしてくれました。

オープンキャンパス2015 (5).JPG

◆実験

・吸水性ポリマー:おむつから取り出した吸水性ポリマーを用い、水の吸収過程及び塩をふりかけることでの脱水過程を見てもらいました。

・粘土鉱物:無機物が形成するゲル状物質の変化を体験してもらいました。ペットボトルに粘土鉱物を入れて、来場者に振ってもらうことで状態の変化を実感してもらいました。

・ラップの匂いの透過性:ラップには原材料によって種類があり、それによって匂いの透過性が異なることをニンニク入りのコップを用いて体験してもらいました。高校生だけでなく、同伴でいらっしゃっていたお母様方からも驚きの声が上がっていました。応用化学が非常に身近なところに関わっていることを感じていただけたと思います。

・ミョウバンの結晶:平沢先生にお願いをし、作成していただいたミョウバンの結晶を展示させていただきました。化学部に入っているという高校生でも驚いてルーペを使って興味深そうに見入っていました。また、平沢先生も空いた時間で来てくださり、実際に高校生と色々とお話をされていました。

オープンキャンパス2015 (3).JPG

◆映像

昨年に続き、流行っているCMを応用化学科風にアレンジした物などを応用化学科の紹介として流しました。

 

我々応用化学科学生委員は2ヶ月ほどかけて、話し合いを重ねて応用化学科のブースをよりよくするため準備をしてまいりました。今年は昨年よりも場所の条件が悪く、来場者が少なくなることが見込まれていましたが、パンフレットが2日目の早い段階で準備分がなくなってしまいましたし、来場者の方々もパンフレットを貰っていくだけの方はほとんどおらず、かなりの時間をブースの中で過ごして頂けたようでした。これは、応用化学科の先生方のご協力のもと集めることができた各研究室のポスターや分子模型などが来場者の興味を引くことに一役を買ってくれた物だと思います。お忙しい中私たち学生に様々なアドバイスをくださった、小堀先生、細川先生、門間先生、また、分子模型キットを貸してくださった下嶋先生をはじめとした応用化学科の先生方に応用化学科学生委員より深く感謝申し上げます。今後も応用化学科学生委員は応用化学科ブースにさらに多くの方々に来場していただけるよう努力をしていきます。

オープンキャンパス2015 (10).JPG

文責: 応用化学科3年 亀田光貴 (2015/08/18)