11月5,6日に西早稲田キャンパスにおいて理工展が開催されました。
応用化学科学生委員会では実験・屋台・展示の3部門を行いました。
実験班
実験班では革新を目的に例年通りの4つの実験を変更し、6つに増やしました。さらにコース制を導入し、6つの実験を2つに分けAコース・Bコースとし、より多くのお客様に楽しんで頂けることを目指しました。実験内容は以下の6つです。
Aコース
魔法のメスシリンダーと時計反応
電池を作ってオルゴールを鳴らそう
クロマトグラフィーでカラフルなしおりを作ろう
Bコース
野菜を光らせよう
魔法の粉で遊ぼう
人工いくらでスノードームを作ろう
全体として色を変える視覚的変化の実験が多く、応化を目指している中学生・高校生、子供たち、そして大人の方々まで時折歓声を上げながら、楽しんで頂くことができました。
また、クロマトしおり、スノードームはお土産として持ち帰ることができ、多くの子供たちの満足した顔を見ることができ、とても幸せな気持ちになりました。
実験班メンバーの頑張りと来てくださった多くの方々のおかげで、長年の目標であった理工展実験部門第1位にも選ばれました。達成感と共に、来年はさらにパワーアップした実験を目指そうと思います。
屋台班
屋台では例年と同じく「揚げ」シリーズということで、揚げリンゴを提供しました。学生は宣伝・調理・会計に分かれて屋台の運営を行いました。多くの一般の方々や、応化に所属する仲間達、そして先生方までも買いに来て下さり、大繁盛となりました。今年は昨年と異なり、天候に恵まれたこともあり、昨年の売り上げが400個だったのに対し、今年は1日目400個、2日目350個と昨年の売り上げのおよそ倍の数となりました。1日目で目標を達成してしまい、嬉しさと達成感を感じる反面、大変だったことも良い思い出となりました。
展示班
展示班では応化委員作製の動画、時間割や研究室をまとめたポスター、レポート・教科書展示に加え、準備期間3日間をフル活用して作成したピタゴラ装置の4種類を展示しました。
ピタゴラ装置は磁石を用いた仕掛けで、来場した子供達にどんな仕掛けで動いているかを考えてもらい、限られたデータの中で答えを探すという謎解きの一面も作り、子供も大人も楽しめるような工夫を凝らしました。
理工展2日間で応化ブースには合計約800人の方が来場してくださり、受験生、応化の学生を子供に持つ親御さんも多く、中には受験相談に来た高校生もおり、応化委員メンバーと真剣に話し合う場面もありました。
全体的に和気藹々とした雰囲気で来てくださった方も、そして応化委員メンバーもとても楽しく2日間をすごすことができたと思います。
全体を通して非常に楽しく盛り上がった理工展になったと思います。
この理工展で応用化学科のことを皆さんに知っていただき、将来、応化を目指す理由の一つになることができたなら幸いです。 (文責 応用化学科3年 遠山 良)