第2回自主勉強会 

 
6月13日、第2回自主勉強会が開かれました。今年度2回目の自主勉強会のテーマは「英語について」でした。グローバル化が進む今日の社会において英語は必要不可欠、避けては通れないものとなっています。その中で、TOEIC、短期留学、長期留学について応用化学科の先輩方にお話をしていただきました。

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まずはTOEICについて、英語が苦手な人に向けたTOEICの勉強法のアドバイスをいただきました。TOEICは、早稲田応化の院試を受けるのにも必要なものとなっています。英語が苦手な人がTOEICで点数を取るのに効率のいい勉強法としては、公式の問題集を解くよりも、TOEICの対策本で問題の傾向を知ることだというアドバイスをいただきました。リーディングの問題は対策本に従って問題に慣れておくことが重要だそうです。一方でリスニングは、対策を学ぶだけでは完全ではなく、英語を聞く機会を増やして耳を慣らしておく必要があるようです。

次に長期留学についてお話を伺いました。長期留学は、応化のカリキュラムに見合った授業を海外で完全に取ることは難しい部分があり、海外の考え方や人生観、英語能力を磨くために用いることがあるようです。海外の大学の授業は日本の大学のものと違い、同じ授業が週に数回行われることもあるようです。留学資金については長期だと100万円を超えてしまうようですが、学校から奨学金をもらうこともできるそうです。

最後に、短期留学についてお話をしていただきました。短期留学は春休みや夏休みに行うので、海外での学習を応化での学習と平行して行うことができます。また、英語能力を磨く点においては海外旅行よりも密度の高い経験を得ることが出来ます。留学先では留学生のためのイベントもあり、様々な人と交流を深められたそうです。短期留学なので長期留学よりも得られる経験としては少ないですが、一方であまりお金をかけずに行くことができるようです。

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フリートークの時間では先輩方が質問に答えてくださいました。留学先のことや英語の勉強法など、質問は途切れることなく、和やかな雰囲気で会は進みました。

本年度の第2回自主勉強会は、途中機材のトラブルというアクシデントにも見舞われましたが、先輩方の体験を直接聞くことでこれからに必要な英語について、応化生の観点から知見を広めることが出来ました。企画していただいた渉外班の方々、お話していただいた先輩方、ありがとうございました。

文責 応用化学科2年 西尾 博道(2018/8/8)