2023年6月24日に縦割り交流会が開催されました。学生がOB, OGと気軽に交流できる場において世代を超えた様々な人の意見を聞き、見分を広げることを目的としています。毎年開催されるこの企画ですが、本年度は学生26名、OB・OG17名と多くの方々にご参加いただきました。
まず、下村応化会副会長および佐々木学生委員長よりご挨拶をいただき、開会しました。その後、ご参加いただきましたOB・OGの方々のご紹介を行い、縦割り交流会本企画へと移りました。
本企画では「コンセンサスゲーム」を行いました。これは与えられた課題について各班が協力しながら答えを見つけていくゲームです。異なる価値観を持った人々が集まり、議論を通じて意見をまとめる能力やコミュニケーション能力が求められるため、本企画に採用しました。
最初のゲームでは「自分たちは旅客船の船長であり、船が沈没の危機に瀕した場合に優先すべきタスクを決めなさい」というテーマで議論が展開されました。次に班を変えて、「自分たちは宇宙飛行士であり、母艦から300 km離れた場所に不時着してしまった際に必要な物資の優先順位をつけなさい」というテーマで議論が展開されました。
議論の中で、コミュニケーションや異なった価値観を共有できたという場面も多くみられ、班内での意見交換が幅広い世代の人々と語り合う大変貴重な機会となったと感じております。正解の発表、正答率の高い班の表彰を行い、本企画は閉会となりました。
本企画の閉会後は、会場を移し懇親会が行われました。懇親会では、他班のOB, OGの方との交流や、各々質問したいことを聞く機会も設けられ、有意義な時間を過ごすことができました。この会を通じて沢山の人とつながり、さまざまなお話を聞くことで、各々の価値観の幅が広がったのではないでしょうか。今後もこのような貴重な機会を設け、今回得られた“縦”のつながりを継続していきたいと考えております。
最後に、お忙しい中縦割り交流会に参加して下さったOB・OGの方々、学生の皆さま、ありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。
文責: 佐藤