5月19日から20日にかけて、2018年度新入生オリエンテーション合宿(以下オリエン)が軽井沢セミナーハウスで行われました。オリエンは新入生の今後の学生生活を豊かにすることを目的としており、応化の先生方や先輩方と横のつながりだけでなく、縦のつながりも持てる場となっています。また、応化の国際交流コースの生徒もオリエンに参加しており、新入生同士でも新しい交流がありました。
セミナーハウス到着後、先生方によるガイダンスが行われました。ガイダンスでは、応化の先輩方の就職先や、博士課程についてなど、今後の学生生活を送っていくうえでの貴重なお話をして頂きました。新入生にとっては先のことでまだ実感が湧かなかったかもしれませんが、具体的に自分たちの将来を考える良い機会になったと思います。また、運営側の2,3年生は、各々の学生生活を見直し、気持ちを入れ直せたと思います。
その後、夜にはグループミーティング(以下GM)が行われました。GMはオリエンのメインイベントの1つであり、先生方と新入生が近い距離でお話できる、またとない貴重な機会となっています。その中で、1年生から多かった質問として、英語の重要性や、学生のうちにやっておくべきこと等、勉強に関連した意識の高い質問から、学校付近にある美味しいお店、先生方の趣味といった、ユニークな質問もありました。これらの質問に対して、先生方が過去を振り返りながら親身になって答えてくださいました。また、時には新入生から笑いの起きるお話もしてくださり、学生の緊張もうまくほぐして会話を進めてくださいました。先生方の熱意のある回答のおかげで、新入生もGMの前に比べて、学生生活における不安が払拭され、今後の学生生活に期待が持てたと思います。
オリエンの2日目は、運動会を行いました。運動会では、新入生と応化委員でチームを組み、大繩やリレー、綱引きを行って盛り上がりました。運動会を通して一緒に運動することで、新入生同士はより一層仲を深めることが出来たのではないかと思います。チーム全員で勝利を目指す姿は見ていてとてもキラキラしていました。また、運動会の目玉として、最後に綱引きの優勝チームと先生方の対決を行いました。結果は先生方の勝利で終わり、大人の力を新入生に味わってもらえたと思います。
オリエンの目的である、新入生同士の交流、また、先生方、先輩方との交流を通して、応化を知ってもらうことが達成されたならば幸いです。また、オリエンで出会った新入生同士はもちろん、応化委員の先輩とも今後つながりを持ってくれれば、より良い学生生活を過ごせるのではないかと思います。
来年以降もより良いオリエンに出来るように、運営側である応化委員としてもより一層のスキルアップをしていきたいと思います。その他の応化委員の今後の活動もぜひ見守ってください。
文責:応用化学科3年 石田壮