「年間活動記録」カテゴリーアーカイブ

年間活動記録用のカテゴリー

2022/8/27 キャリアセミナー

8月27日(土)にキャリアセミナーを対面形式にて実施しました。本企画は変化が激しい世の中で自分らしいキャリアを歩むためのきっかけ作りを目的として開催されました。参加学生はM2が4名、B4が3名、B2が2名、B1が1名であり、2名の講師の方をお迎えしました。講義とワークショップから構成され、講義ではそもそもキャリアとは?という問いから始まり、キャリアを考える必要性および、講師の方のキャリアについてお話をいただきました。ワークショップのグループワークでは社会人基礎力について活発に話し合いが行われ、テーマを通して考え方の違いや自分自身では気が付かない強みなどを学びました。企画終了後も質問が絶えず、参加者の顔つきが開始前とは少し変わったように感じました。

講演では、キャリアとは仕事だけではなく生き方そのもの「轍」であるものの、日本人の約8割が迷子になっていると始まり、VUCA(Volatility(変動性),Uncertainty(不確実性),Complexity(複雑性),Ambiguity(曖昧性))の時代である今日では、自身のキャリア形成は個人だけでなく企業にとっても重要で、その形成においてアイデンティティとアダプタビリティを掛け合わせた心理的成功が必要であり、そのために目標設定と自身の現状を知ることが必要という内容でした。また、講師のお二方である市場様と福所様から研究職、研究職以外のキャリアパスについてご自身のキャリアをお話いただきました。
ワークショップは「「社会人基礎力」で考える、あなたのキャリアビジョンについて」をテーマに行われました。社会人基礎力を構成する3つの能力、アクション、シンキング、チームワークのために必要な能力要素から、働く上で最も重要だと思うもの、現時点で自身が得意なものおよび、今後伸ばしたいものについて、まずは個人で理由も含め考え、次にグループで共有し、全体で発表しました。

私が印象に残ったことは、市場様のキャリアのお話にあった「ロールパーツ」の話です。キャリアに関する話で多く言われるのは、具体的な目標とする人いわゆる「ロールモデル」を見つけるということですが、ある人そのものではなく目標にしたい部分を見つける「ロールパーツ」を見つけていくことを市場様は話されていました。大学生は今までよりも多様な人と話す機会が多くなると思いますが、その方々からそれぞれ何を学び、その中で目標とする点をパーツとして持ち帰って、自身のキャリアの形成に生かすのが重要だと思いました。また、ワークショップでは私たちのグループはメンバーが選んだ能力要素を当てていく形式で進めていきましたが、想像よりも当たり、その人の人柄から何を選ぶかなどがわかると感じた反面、自身が今まで過ごしてきた状況によってその選択や社会的な重要性などの考え方が大きく異なることを学びました。さらに、学生からの質問では、キャリアに関して「本当にそれでいいのか?」と疑問を持った際に転機に巡り合うための方法について聞かれ、福所様からアンテナを常に張っておくことと回答をいただきました。私はその回答に対して、そのためには目標設定がなされていることが必要だと感じ、自身も含めその目標設定が曖昧な人が多いそうだと思いました。しかし、好奇心から物事を取り組むことはいつか繋がり人生を豊かにするというお話をいただいていたことから、比較的自由に行動しやすい学生のうちに様々なことにチャレンジしたいと思いました。

最後となりましたが、ご参加いただいた学生の皆様、企画運営にご尽力いただきましたOBの皆様、そしてお忙しいなかご講演いただきました市場様ならびに福所様にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
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文責:B4髙田こはる

2022/06/18 縦割り交流会

6月18日(土)に、縦割り交流会が開催されました。今年度は初の試みで、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われました。この会は、学生がOB, OGと気軽に交流できる場において世代を超えた様々な人の意見を聞き、見分を広げることを目的として開催されました。本企画ではOB,OG 16名(うちオンライン6名)、学生51名と多くの方々にご参加いただきました。
はじめに、橋本副会長からご挨拶を頂き、岡学生委員長より縦割り交流会の趣旨について説明を頂き、開会しました。その後、参加してくださる若手OB,OGの方から自己紹介やコメントを頂き、OB,OGと現役学生の交流企画に移りました。
交流企画では若手OB, OGと学生が本企画に向けて、9班に割り振られ、各班内で自己紹介を行いました。自己紹介の項目には、人生の転換点や学生時代の自分への一言などが含まれており、OB, OGの方々の考えを聞く良い機会となりました。各班で親睦が深まったところで、本企画に移りました。本企画では、「2050年の世界がどのように変わり、そこで応用化学がどのように役立てられているか」というテーマで話し合い、班内でまとめたアイデアを全体の前で発表しました。各班で積極的に意見交換し、1時間という限られた時間で意見をまとめ、パワーポイントを完成させ、完成度の高い発表を行いました。班内での意見交換が幅広い世代の人々と語り合う大変貴重な機会となっただけでなく、他の班の他の視点からの独創的なアイデアはとても興味深いものでした。最後に、良かった発表に投票を行い、ベスト応化賞を決めました。今回の受賞作は、コロナ禍で活躍しそうなアイテムかつ、応用化学が存分に活躍しそうなアイデアで、叶う未来が待ち遠しいです。講評が終わったところでお時間となり、縦割り交流会は閉会しました。
縦割り1               議論の様子
スクリーンショット (3926)            応化賞を獲得したアイデア

本企画の閉会後は、対面とオンライン機能を併用して懇親会が行われました。懇親会では、他班のOB, OGの方とお話したり、各々聞きたいことを質問したりする機会が設けられ、有意義な時間を過ごすことが出来ました。今年度は、対面での実施が可能となり、直接話す機会の大切さを実感しました。対面の良さも感じつつ、オンライン開催も並行して行うことで遠方にいらっしゃるOB, OGの方々との交流も可能で、非常に良い経験となりました。この会を通じて沢山の人とつながり、様々なお話を聞くことで、各々の価値観の幅が広がったのではないでしょうか。今後もこのような貴重な機会を設け、今回得られた“縦”のつながりを継続していきたいと思います。
最後に、お忙しい中縦割り交流会に参加して下さった若手OB,OGの方々、学生の皆さん、ありがとうございました。

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文責:M1 望月彩音

応化委員新入生歓迎会

6月11日に応化委員新入生歓迎会としてお台場ポイントハンティングを行いました。B1は40名、M1は1名、B3は12名、B2は5名の計58名が参加して下さいました。感染症予防のため、会食は行わず、ゲーム企画のみとしました。

ポイントハンティングとは指定された場所を班ごとに探し、証拠となる写真を撮影してポイントを稼ぐゲームです。お題となる写真は事前に3年生4名が撮影し、用意しました。当日は1班につき上級生2名、1年生4-5名の班でお台場を散策しました。班分けはランダムで行ったため、新入生同士にも新しい交流が生まれたのではないかと思います。

3年前に本企画が開催され、それ以降1度もコロナ渦で開催できていなかったため、今年実現できたことを嬉しく思います。ゲームを行いながら、お台場観光や談笑も楽しめる企画なので、参加してくれた方にとって、少しでも応化委員での良い思い出になっていれば幸いです。少しずつ対面企画を行えるようになってきているので、また盛り上がる企画を開催できればと思います。
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文責 B3 海老名沙羅

B1応化委員歓迎レクリエーション企画

 5月16日にB1応化委員歓迎レクリエーション企画を行いました。本企画は新しく応用化学学生委員会に加わったB1応化委員同士及びB2応化委員幹部との親睦を深めるために開催しました。6名のB2応化委員幹部(私を除く)と、26名ものB1応化委員の計32名に参加して頂けました。

 当日の流れとしては、まずB2応化委員幹部1名に対して4-5名のB1応化委員のグループを6つ作りました。その後、それぞれのグループ内で名前を覚えるために名前オニというゲームや自己紹介を兼ねた嘘つき自己紹介というゲームを行いました。グループ内である程度仲良くなったところで、最後にグループ対抗の水平思考ゲームをしました。グループ分けはランダムにしたので、B1応化委員も初対面の人が多かったのではないかと思います。ただし、B2応化委員幹部が率先してグループメンバーとの交流を進め、賑やかにゲームを盛り上げてくれたので、皆笑顔でとても楽しんでいるように感じました。本企画から新しい交友関係が生まれたら幸いです。また、B2応化委員幹部と面識を持ったことは、今後の応化委員の活動の上で手助けになることと思います。

 企画班では、今後もこういった気軽に参加して遊ぶことが出来る企画を実施していきたいです。

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文責 B2高岡宏太郎

応化委員女子会月報_5月

4月15日金曜5・6限の時間に新入生向けの女子会を行いました。

新入生同士の繋がりと上級生との繋がりを作ってもらうことを目的に開催しました。

30人ほどの新入生が参加し、いくつかのグループに分けてお話をしました。新入生同士では、自己紹介から始まり、簡単なゲームなどをしていました。一緒に来た友達とはできる限り違うグループになるようグループ分けをしたので、みんな新しい友達ができたようで良かったです。上級生は、新入生からの質問に答えたりしながら、フランクに話しかけてもらえるような場づくりに努めていました。

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新入生からの満足度も高く、開催して良かったです。今後も女子会ではこのようなゆるく話せる場を提供していけたらと思います。

文責 B3輿石優奈

2022年度新入生オリエンテーション

2022年度新入生オリエンテーション

 2022年4月29日(土)に新入生対象のオリエンテーションを開催しました。今年度は西早稲田キャンパスにて対面での実施となりました。

当日のタイムスケジュールは以下の通りです。
13:00~13:20 応化委員からの当日の流れ説明
13:20~14:45 先生方による学科ガイダンス
14:55~15:35 グループミーティング1回目
15:50~16:30 グループミーティング2回目
16:45~17:45 精秤リレー

 グループミーティングには、小柳津先生、木野先生、桐村先生、下嶋先生、菅原先生、関根先生、野田先生、平沢先生、福永先生、松方先生、門間先生、山口先生、細川先生、小堀先生、須賀先生、花田先生、梅野先生の17名の先生方が参加してくださいました。グループの編成は、各先生に対し新入生8名程度です。グループミーティングでは、まず研究室での研究内容について先生からお話を頂戴し、その後、研究室での生活や大学時代に取り組むと望ましい事等、新入生からの質疑応答を中心に先生からお話をお伺いしました。始めは多くの新入生が緊張した様子でしたが、次第に質問が増え、最後は積極的に各話題に参加していました。新入生からの質問内容では、高校時代とは異なる、大学における学習生活に関する事項が多い印象を受けました。

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 精秤リレーは、新入生同士の親睦を深めることを目的として、応化委員が考案したレクリエーションです。チーム内にて順番に塩NaClの精秤を行い、合計質量が正確に20.000 gになることを目指します。精秤の目盛りは、精秤リレー開始後から隠されていますが、折り返し地点である3人目の精秤が終わった時点で一度だけチームメンバーに開示されます。
新入生は、1チームにつき新入生約6名、計21チームに分かれて競います。7台の秤を使って1ラウンドにつき7チームずつ対戦し、計3ラウンド行いました。
3ラウンド終了後、各ラウンドの上位2チーム×3ラウンドの6チームと、シード権の先生チーム(小柳津先生、桐村先生、細川先生、須賀先生、梅野先生)が決勝ラウンドで対戦しました。各ラウンド・決勝戦ともに接戦が繰り広げられ、1位は19.824 g(目測誤差:-0.176g)でした。

 精秤リレー中には、新入生同士で作戦を練ったり、互いに励まし声を掛け合ったりする姿が随所に見られました。サポート役に回っていた応化委員も新入生達と一緒に盛り上がり、会場は終始和やかな雰囲気でした。

オリエン2

 今回のオリエンテーションを通じて、新入生が所属する学科についての知識を深め、まだ不慣れな大学生活を送る中で不安に思う気持ちが軽減されたことと思います。新入生同士の親睦が深まるとともに、応化委員を通じた先輩達との交流が達成されたならば大変嬉しいです。

文責 B2 磯貝優里霞

2021年度第四回若手会員定期交流会

去る2月26日、2021年度第四回若手会員定期交流会を行いました。本企画は昨今の情勢にかんがみて中止された縦割り交流合宿の代替企画を兼ねており、当初は対面形式を予定しておりました。しかし依然予断を許さない感染状況から、オンライン形式での開催となりました。以下に詳細をご報告させていただきます。
早稲田応用化学会・交流委員長の椎名さんの挨拶から始まった今回の縦割り交流会では、「SWOT分析」を軸に若手OBの方々9名と学生22名(B1 10名、B2 7名、B3 2名、B4 2名、M2 1名)の計31名で交流を図りました。テーマは、「私は、今年で52歳になります~日本のイノベーションのジレンマを超えて、SWOT分析によるアプローチ~」
以下に交流委員長の椎名さんの挨拶を一部要約して掲載します。

「本来であれば縦割り交流合宿と言う事で若手部会と学生委員の交流を出来るところ、それが出来ないことは大変残念ではありますが、代替のイベントを皆さんで企画していただいた事に感謝を申し上げます。2023年5月に早稲田応用化学会は100周年を迎えます。25年後、50年後の応化会が目指す将来像をテーマとして、現在、記念行事の準備を進めております。125周年においては、本日お集まりいただいている皆さんの世代が中心となって活動されていると思います。応化会は会員ファーストで企画を準備する事が大事ですが、運営する側も楽しんで活動しないと発展はないと思っております。また100年の歴史を築いていただいた先輩方にも多くご参加、ご協力いただき、懐かしい仲間・新しい仲間が交流する事で絆を深めて、早稲田らしいイノベーションの創出に貢献できればと思います。この縦割り交流会の活動が、応化会の目指すべき方向性のヒントになって行くことを期待し、私の挨拶とさせていただきたく思います。」

椎名さんから挨拶を頂戴した後はアイスブレイクを行い、その後イントロダクションとしてOBの劉 雲龍さん(新56、元酒井・小堀研、三菱ケミカル株式会社及び早稲田大学大学院商学研究科・博士後期課程)に今回のワークに必要な事前知識を教えていただきました。そしてグループワーク、最後に発表という順序で進んでいきました。
具体的にイントロダクション(詳細につき下記参照)では、SWOT分析とそれをはじめとする2×2の分析手法について知識を得たほか、今回のSWOT分析の対象である日本の現状や、分析の目的に関わるイノベーションのジレンマについても学びました。

・イントロダクション①:「1枚の未来地図」で冒険を始めよう!!~SWOT分析紹介~
・イントロダクション②:「2×2」の世界を探検しよう!!
・イントロダクション③:旅の起点は、やはりニッポン!!~イノベーションのジレンマ
について考える~

今回のグループワークでは、対象を日本に設定するなど少々スケールの大きい分析となったために、行き詰まるような局面も見られました。しかし、最後の発表では昆虫食と日本の食の安全性・ブランド性を掛け合わせるような意見や、少子高齢化をチャンスと捉える意見など非常にユニークな案が多く飛び出しました。これらはまとめで学んだ「ポジティブな発想の転換で脅威すら機会と捉える」ことをまさに体現したものと言えるでしょう。最後のまとめでは、さらにこれからの社会が知識基盤社会でかつ不確実性が高い時代であることを確認したうえで、それを乗り越えるためには生涯学び続けることを通じて深化と探索を同時に行っていくことの重要性についても教わりました。
「発想力は移動距離に比例する。チャンスは行動力に比例する。」これは企画の最後に劉さんから頂いた言葉です。今回のグループワークで得たものを端的に表すフレーズで、とても強く印象に残っています。
このように今回の縦割り交流会も大変実りのある有意義な時間でした。成功裏に終えることができたのは参加してくださった若手OBの方々、運営してくれた学生委員のおかげであり、本企画に携わった全ての方に感謝を申し上げて締めさせていただきます。誠にありがとうございました。

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文責 B1植野公陽

2022年度 新入生歓迎会

4月9日に新入生歓迎会が行われました。一昨年と昨年はオンラインでしたが、今年度は6つの教室に分かれてそれぞれをZoomでつなげるという新たな形式で開催しました。新入生のほぼ全員(121名)が参加してくださりました。私たち学生委員会にとっても久しぶりに対面イベントの実施となったため、改めて直接人と関わりが持てること、コミュニケーションができることの良さを感じました。新入生にとっても、そして新入生を迎える私たち在校生にとっても非常に有意義な歓迎会であったと思います。

新入生に向けては先輩にあたる在校生からの声をもとに応化学生の授業時間割の組み方やサークルについて、キャンパス周辺のおすすめの飲食店などを紹介しました。
また、早稲田大学や応用化学科にちなんだクイズも行いました。とても和気あいあいとした雰囲気で、最初は緊張していた新入生もたくさん話すことが出来ていました。
最後のフリートークでは新入生が不安に思っていること、上級生に聞いてみたいことなどについて先輩学生からアドバイスをしました。近年コロナウイルスの影響で自分自身も思い描いていたような大学生活を遅れていなかった在校生からは「自分たちはこんなことで苦労したから新入生にはぜひこうしてほしい」などの声もあり、新入生にとってはこれからの学生生活の参考になる話を聞けたのではないかと思います。
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会の終了後にも、新入生の間で会話が盛り上がっていたり、連絡先を交換し合ったりする様子などが見られました。今回の新入生歓迎会が少しでも彼らの交友関係やこれからのキャンパスライフに役立つものとなっていれば嬉しいです。
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今年度からは対面での授業が増えたことで大学内には多くの学生が行き交うようになり、少しずつですが以前のキャンパスの様子に戻りつつあります。ぜひ新入生の皆さんには誰かと一緒に学ぶことができる環境での学生生活を楽しんで、実りあるものにしていただきたいです。

文責 M1桐木理沙

第7回学生企画フォーラム

12月4日(土)にオンラインにて第7回学生企画フォーラムが開催されました。本会は学生が学生のために企画・運営を行うフォーラムです。本年度は富士フイルム株式会社の絶大なるご協力のもと3名の社員様にご講演いただきました。

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西尾学生委員長、梅沢基盤委員長よりご挨拶いただき、開会しました。

はじめに澤田様、赤木様よりご講演いただきました。澤田様より富士フイルム株式会社の概要や富士フイルムで重ねられた経験 (STORY) をご説明いただきました。続いて赤木様より新入社員の生活など実体験によるお話をいただきました。フイルム事業で培われた技術を様々な製品へと転換し、第二の創業へと繋げられたお話など富士フイルムの持つ高い技術力を感じることができました。また、詳しく新入社員の生活をお聞きすることができ将来の自分の姿を想像することができたと思います。

引き続いて村上様よりご自身の業務内容の変遷より富士フイルムの多岐にわたる業務領域の紹介と共に仕事に関する考え方をお話いただきました。医薬品に関わる部門では新薬の探索から製剤化まで幅広く携われたことを知ることができました。そのご経験から会社に入ってからも学び続けるが必要であるとお伝えいただきました。質疑応答からは、新たな分野へと飛び込むときのモチベーションや研究者目線でのDXやMI (Materials Informatics)についてなど将来に向けてのお話もされていました。

ご講演終了後は応化会としては初めて「Ovice」というツールを用いて懇親会を行いました。こちらのツールでは自身のアイコンを移動させることで、よりリアルに近い形で会話ができます。富士フイルムの社員様には引き続きご参加いただき、オンライン上ではありますが密な交流ができたかと思います。 

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最後となりますがご参加いただきました学生やOB,OGの皆様、お忙しい中ご協力いただきました富士フイルム株式会社様誠にありがとうございました。

 文責 B4 岡 順也

2021年度企業が求める人材像~ストラテジー時代に求められる様々なリーダーシップの視点~

11/20に企業が求める人材像を行いました。久しぶりの対面企画ということもあり、総勢43名に参加していただきました。本年度は若手部会との交流会という形で「リーダーシップ」に関して楽しみながら学ぶことができました。

会のはじめに劉 雲龍さん(新56、酒井・小堀研。三菱ケミカル株式会社、早稲田大学大学院商学研究科・博士後期課程商学専攻)よりリーダーシップ論についてのご説明がありました。リーダーシップと聞くと、限られた人のみが持つ能力のように聞こえるかもしれません。しかし、本会におけるリーダーシップとは周囲との「関係性」であり、誰しもが実践できるスキルです。そのほかリーダーシップ論の変遷や早稲田大学の卒業生 (ユニクロ・柳井さんなど)の考えなどをご紹介いただきました。

講演後グループワークに移りました。参加者は事前に行われた自己分析により以下のカテゴリーに分類されました。各グループに分かれ、『早稲田応用化学会』というテーマについて議論しました。

コントローラー型:常に自分が判断する立場にいたいと望み、自分をコントロールする人に意識的、無意識的にかかわらず反発します。

プロモーター型:他者に影響することを大切にしています。

サポーター型:人の期待に応えようと行動し、対立を避ける傾向があります。

アナライザー型:自分の行っていることが「正しい」と実感できるとき、彼ら の行動は促進されます

各グループでの議論の際にはそれぞれに以下の役割を分担し、それぞれのリーダーシップを体験できるようにしました。また議論した内容はスライドにまとめ、各グループからの発表および、質疑応答を行いました。

リーダーシップスタイル:

先駆者スタイル:チームの成果を高めるために、他の人に取ってほしい行動をまず自分が取る、また、まわりから批判されそうなアイディアでも提案してみる

司会者スタイル:チームメンバーに話しを振ることでチームメンバーのアイディアを引き出し、話してもらうことでメンバーの 魅力を引き出す

航海士スタイル:チームの議論の方向性を決め、議論が脱線した場合に話しを戻す

補強者スタイル:チームが必要とする支援を行い、地味ではあっても重要なサポート役を担う

応援者スタイル:チームメンバーを精神的に支援、そのたゆまぬ努力を積極的に応援する

提案者スタイル:議論に必要と思えるアイディアを積極的に出し、成果に近づくように様々な視点から提案を行う

参加者からは「環境問題について」の講義や、「将来設計」また「就職活動に向けた講義」など多角的な視点からの提案が成されました。これも各参加者がそれぞれのリーダーシップを発揮しながら行った結果だと思います。

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会のまとめとして再び劉さんより早稲田と東工大におけるディプロマポリシーの紹介および実行軸・思考軸を基調とした将来設計(未来地図)を作っていったらどうかとの提案がありました。また今回はSTEP1の目標設定であり、今後STEP2として自己認識などより理解を深めていきたいというお話がありました。その後学生代表の感想及び橋本副会長よりご講評をいただき、本会は盛会のうちに終了いたしました。

最後になりましたが、本会にご参加いただいた皆様、また準備にご尽力くださった皆様、誠にありがとうございました。来年度以降も引き続き、魅力ある会が開けるように努力いたします。

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文責: B4 岡順也