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2022/11/5・11/6 2022年度理工展出展報告

11月5, 6日の土日に渡って理工展が開催され、応化会学生委員会は展示や演示実験、屋台の出店を行う 応化展 として出展しました。また、早稲田大学の入学を考えている中高生はもちろん、小さなお子様や在校生の保護者様の方々など、たくさんの来場者にお越しいただきました。そして、今回の理工展では、昨年に引き続き対面企画での実施となり、応化委員は展示班と実験班、くわえて今年からは屋台班も復活し、合計3つの班に分かれて応化展として企画参加しました。

 

展示班

展示班では、1~4年生の時間割、教科書、実験指導書・実験レポートおよび研究室の紹介、そして簡単な演示実験2種類(界面活性剤・吸水ポリマー)を行いました。

各展示班員は、授業の様子や行事、大学での生活などについて等身大のスケールで説明することに重点を置き、来場者の方々に「応化生の生の声」を感じとっていただくことに注力しました。また、応用化学科がどのような学科・場所であるかについての説明を通じ、各々が思い思いに来場者の方々と交流しあっていました。

演示実験では、水中にシャボン玉をつくる実験、吸水性ポリマーによる吸水に伴った体積膨張を観察する実験を行い、中高生、大学生、お子様や保護者様など2日間で600人を超える多くの方々にお越しいただきました。今年は地下1階とあまり人目に付かない目立たないところでの展示だったので、なかなか去年ほど来場者の人数は伸びませんでしたが、展示班としての精いっぱいのことはやり切れたと思っています。来年はもっと多くの来場者の方々にお越しいただき、応用化学科のことをより多くの人に知っていただければ嬉しいです。

 
少々熱が入り気味だった展示班員たち。みんな来場者の方々をもてなそうと一生懸命でした!!

実験班

実験班では、、「人工いくらでスノードームを作ろう!」、「ケミカルライト」、「芳香剤を作ろう!」の計3つの実験を用意しました。「ケミカルライト」では演示実験を見てもらい、「芳香剤を作ろう!」と「人工いくらでスノードームを作ろう!」では参加者の方々自らの手を動かしてもらい、化学実験を実際に体験していただきました。

各々の実験班では、学生がフリップやホワイトボードを用いて実験の原理や概要を説明しながら実験を行いました。また、「芳香剤を作ろう!」、「人工いくらでスノードームを作ろう!」では(参加者の方が希望されたら)実験で作製したものを密閉容器に入れ、安全対策をしっかりしたうえで持ち帰ってもいただきました。簡単な化学実験ではありましたが、お子様を中心とした多くの参加者の方々に私たち応用化学生が日々学んでいる化学と実験の楽しさについて感じていただけたかと思います。

 
お姉さんたちの説明・実験を食い入るように見つめる子どもたち。将来の応化生かも…??

 

 

屋台班

屋台班では、応用化学科では伝統のある(?)わたあめの販売を行いました。どうやら応化展ではない他企画の方でもわたあめの販売を行っているところがあったようで、屋台班員たちは張り切って屋台の方を運営していました。3年ぶりに飲食物の販売が解禁されたこともあり、B1~B3は屋台班の右も左も分からない中、特に大きなアクシデントもなく2日間屋台班を切り盛りできていたのは来年以降に向けてとても良い足掛かりになった思います。

 
慣れないこと続きだった屋台班員たち。みんなで協力し合いました。

本年度の理工展も、学生だけでなくOB・OGさんをはじめとして沢山の方々のご協力があって無事終えることが出来ました。ご協力してくださった皆様に感謝申し上げます。今年度の理工展では西早稲田キャンパス全体に活気が漲っていて、昨年では感じられなかった理工展本来の、実に早稲田らしい熱量を肌に感じた次第です。

事前予約制度が撤廃され、B1~B3の参加者全員が経験したことのない本来の理工展に戻りつつあった今年の理工展でしたが、2日間ともに和気藹々とした雰囲気で終えられたのでその達成感によって応化委員たちの喜びもひとしおだったと思います。来年には更に規制が緩和され、ポストコロナの時代の新しいカタチの理工展が待っていると思いますが、応化展もそれに併せて随時パワーアップしながら参加できていければいいなと思います。

B2 文責  原田 拳汰

2022/11/1 2022年度 理工展/応化展のご案内

2022年11月5日(土) 10:00〜17:00,    6日(日) 10:00〜16:00 に2022年度 理工展が開催されます!今年も応化会学生委員会は応化展として出展させていただきます。また、本年度は対面形式での実施でかつ、事前予約は不要(ただし入場制限あり、上限5000人)となります!さらに、屋台などでの飲食物の販売も3年ぶりに再開されます!

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

応化会学生委員会 出店企画 ★

 

【実験班】

出展時間:

11/5 (土) 10:00~17:00

11/6 (日) 10:00~16:00

 

出展場所:

56号館 502教室

 

「人工いくらでスノードームを作ろう!」

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アルギン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウム水溶液によるゲル化反応を利用して,スノードームを作成します。

皆さん自身で好きな色の人口いくらを作ることができ,自分だけのスノードームを持って帰ることができます!

 

 

 

「ケミカルライト」

07092f51b73dd20bacdd596b5b9befd6鮮やかな色で発光するケミカルライトの実験を行います!

コンサートや応援上演ではおなじみのサイリウムや,マニアックなところでは夜釣りや非常灯にも用いられるケミカルライトについて,応化委員が演示実験と解説を行います!

鮮やかで神秘的な発光をぜひ生でご覧ください!

 

 

 

「芳香剤を作ろう!」

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高吸水性ポリマーを用いた実験で,芳香剤を作成します!

自分だけの芳香剤を作ってその仕組みを理解し,「身近な化学」を体験してみましょう!

 

 

 

【屋台班】

出展時間:

両日 10:00〜完売まで

 

出展場所:

61号館前

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三年ぶりに屋台の開催!わたあめの販売を行います!

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実験や展示に来てくれた人には割引券を配布する予定です!ぜひ来てください!

 

 

【展示班】

出展時間:

両日 10:00〜16:00

 

出展場所:

54号館 E04(地下一階)

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【その他】

  • 応用化学科に関する情報提供

学生生活や学生委員会の活動,時間割,応化生の一日など,様々なことを紹介しています!

 

  • 個別相談ブース

入試や学生生活などに関して,現役の学生に相談ができるブースを新設しました!何でもご相談ください。

 

文責 B3 石﨑 柊平 & B2 原田 拳汰

2022/9/21生命医科学科×応用化学科コラボ企画「早稲田2化学科間交流会」

夏休みも終盤に差し掛かった9月21日、応化会学生委員初の試みとして、生命医科学科と応用化学科に所属する生徒間でボードゲーム交流会を開催しました。生命医科学科からはB1・B3の9名、応用化学科からはB1~B4までの15名、合計24名もの生徒が参加しました。

当日のタイムスケジュールは概ね以下の通りでした。
17:00~17:15:開始・簡単な自己紹介
17:15~17:45:ボードゲーム交流1巡目
18:00~18:30:ボードゲーム交流2巡目
18:30~20:00:自由交流

今回用意したボードゲームは『犯人は踊る』、『ジェンガ』、『人狼ドッジ』、『デュアルクラッシュポーカー』、『カタン』、『将棋』、『ナンジャモンジャ』、『トランプ』、『SKULL』の全9種類で、各々が希望したボードゲームで遊び、普段関わる機会の少ない他学科の生徒同士で交流を深めることができました。私個人の中で最も印象的だったことは、『ジェンガ』を遊んでいたグループが特に盛り上がっていたことで、遊んでいたメンバーたちが初対面同士であったことを疑ってしまうほど驚きの盛況具合でした。

また次回、このような他学科間交流会を開催するときには、参加者全員がより楽しめるような交流会を開きたいと思います。

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参加者全員での集合写真

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真剣勝負をしている『ジェンガ』グループ

文責:B2 原田 拳汰

2022/9/8 夏合宿代替企画

今年度は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、従来の合宿は中止となり、9/8(木)、浅草にて夏合宿代替企画を開催しました。本企画は、浅草での観光等を通し、夏合宿同様に学年間の交流を深めることを目的としたものです。企画当日には、上級生9名に対し、21名もの1年生に参加していただきました。

企画においては、予め以下の3つのコースを用意しました。

・浅草花やしきコース

・リアル謎解きゲームコース

・街で観光コース

浅草花やしきは、浅草寺西側にある日本最初の遊園地、リアル謎解きゲームは、株式会社コスモスホテルマネジメントの主催する、謎解きを通して浅草を体感するイベントです。企画参加者には登録時に希望のコースを選択していただき、上級生、1年生を含めた4~5名程度の班を作成しました。意外にも、3つの中では比較的シンプルな「街で観光コース」の希望が多い印象でした。当日には、集合場所である隅田公園での記念撮影の後、班ごとにコースに応じた観光等を行いました。班での活動については、浅草花やしきやリアル謎解きゲームといった各コース内容に加え、食べ物やカフェ、神社等、思い思いのスポットを自由に観光しました。班での活動は新たな交流を広げる良い機会となったのではないでしょうか。

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観光をメインとした企画は近年行われておらず、本企画は企画班としても挑戦的な試みでした。結果として、参加者の皆さんに満足していただき、嬉しい限りです。ご参加いただき、ありがとうございました。来年こそは、夏合宿が開催できることを祈っています。

 

B2: 戸崎 祐吾

2022/8/27 キャリアセミナー

8月27日(土)にキャリアセミナーを対面形式にて実施しました。本企画は変化が激しい世の中で自分らしいキャリアを歩むためのきっかけ作りを目的として開催されました。参加学生はM2が4名、B4が3名、B2が2名、B1が1名であり、2名の講師の方をお迎えしました。講義とワークショップから構成され、講義ではそもそもキャリアとは?という問いから始まり、キャリアを考える必要性および、講師の方のキャリアについてお話をいただきました。ワークショップのグループワークでは社会人基礎力について活発に話し合いが行われ、テーマを通して考え方の違いや自分自身では気が付かない強みなどを学びました。企画終了後も質問が絶えず、参加者の顔つきが開始前とは少し変わったように感じました。

講演では、キャリアとは仕事だけではなく生き方そのもの「轍」であるものの、日本人の約8割が迷子になっていると始まり、VUCA(Volatility(変動性),Uncertainty(不確実性),Complexity(複雑性),Ambiguity(曖昧性))の時代である今日では、自身のキャリア形成は個人だけでなく企業にとっても重要で、その形成においてアイデンティティとアダプタビリティを掛け合わせた心理的成功が必要であり、そのために目標設定と自身の現状を知ることが必要という内容でした。また、講師のお二方である市場様と福所様から研究職、研究職以外のキャリアパスについてご自身のキャリアをお話いただきました。
ワークショップは「「社会人基礎力」で考える、あなたのキャリアビジョンについて」をテーマに行われました。社会人基礎力を構成する3つの能力、アクション、シンキング、チームワークのために必要な能力要素から、働く上で最も重要だと思うもの、現時点で自身が得意なものおよび、今後伸ばしたいものについて、まずは個人で理由も含め考え、次にグループで共有し、全体で発表しました。

私が印象に残ったことは、市場様のキャリアのお話にあった「ロールパーツ」の話です。キャリアに関する話で多く言われるのは、具体的な目標とする人いわゆる「ロールモデル」を見つけるということですが、ある人そのものではなく目標にしたい部分を見つける「ロールパーツ」を見つけていくことを市場様は話されていました。大学生は今までよりも多様な人と話す機会が多くなると思いますが、その方々からそれぞれ何を学び、その中で目標とする点をパーツとして持ち帰って、自身のキャリアの形成に生かすのが重要だと思いました。また、ワークショップでは私たちのグループはメンバーが選んだ能力要素を当てていく形式で進めていきましたが、想像よりも当たり、その人の人柄から何を選ぶかなどがわかると感じた反面、自身が今まで過ごしてきた状況によってその選択や社会的な重要性などの考え方が大きく異なることを学びました。さらに、学生からの質問では、キャリアに関して「本当にそれでいいのか?」と疑問を持った際に転機に巡り合うための方法について聞かれ、福所様からアンテナを常に張っておくことと回答をいただきました。私はその回答に対して、そのためには目標設定がなされていることが必要だと感じ、自身も含めその目標設定が曖昧な人が多いそうだと思いました。しかし、好奇心から物事を取り組むことはいつか繋がり人生を豊かにするというお話をいただいていたことから、比較的自由に行動しやすい学生のうちに様々なことにチャレンジしたいと思いました。

最後となりましたが、ご参加いただいた学生の皆様、企画運営にご尽力いただきましたOBの皆様、そしてお忙しいなかご講演いただきました市場様ならびに福所様にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
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文責:B4髙田こはる

2022/06/18 縦割り交流会

6月18日(土)に、縦割り交流会が開催されました。今年度は初の試みで、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われました。この会は、学生がOB, OGと気軽に交流できる場において世代を超えた様々な人の意見を聞き、見分を広げることを目的として開催されました。本企画ではOB,OG 16名(うちオンライン6名)、学生51名と多くの方々にご参加いただきました。
はじめに、橋本副会長からご挨拶を頂き、岡学生委員長より縦割り交流会の趣旨について説明を頂き、開会しました。その後、参加してくださる若手OB,OGの方から自己紹介やコメントを頂き、OB,OGと現役学生の交流企画に移りました。
交流企画では若手OB, OGと学生が本企画に向けて、9班に割り振られ、各班内で自己紹介を行いました。自己紹介の項目には、人生の転換点や学生時代の自分への一言などが含まれており、OB, OGの方々の考えを聞く良い機会となりました。各班で親睦が深まったところで、本企画に移りました。本企画では、「2050年の世界がどのように変わり、そこで応用化学がどのように役立てられているか」というテーマで話し合い、班内でまとめたアイデアを全体の前で発表しました。各班で積極的に意見交換し、1時間という限られた時間で意見をまとめ、パワーポイントを完成させ、完成度の高い発表を行いました。班内での意見交換が幅広い世代の人々と語り合う大変貴重な機会となっただけでなく、他の班の他の視点からの独創的なアイデアはとても興味深いものでした。最後に、良かった発表に投票を行い、ベスト応化賞を決めました。今回の受賞作は、コロナ禍で活躍しそうなアイテムかつ、応用化学が存分に活躍しそうなアイデアで、叶う未来が待ち遠しいです。講評が終わったところでお時間となり、縦割り交流会は閉会しました。
縦割り1               議論の様子
スクリーンショット (3926)            応化賞を獲得したアイデア

本企画の閉会後は、対面とオンライン機能を併用して懇親会が行われました。懇親会では、他班のOB, OGの方とお話したり、各々聞きたいことを質問したりする機会が設けられ、有意義な時間を過ごすことが出来ました。今年度は、対面での実施が可能となり、直接話す機会の大切さを実感しました。対面の良さも感じつつ、オンライン開催も並行して行うことで遠方にいらっしゃるOB, OGの方々との交流も可能で、非常に良い経験となりました。この会を通じて沢山の人とつながり、様々なお話を聞くことで、各々の価値観の幅が広がったのではないでしょうか。今後もこのような貴重な機会を設け、今回得られた“縦”のつながりを継続していきたいと思います。
最後に、お忙しい中縦割り交流会に参加して下さった若手OB,OGの方々、学生の皆さん、ありがとうございました。

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文責:M1 望月彩音

応化委員新入生歓迎会

6月11日に応化委員新入生歓迎会としてお台場ポイントハンティングを行いました。B1は40名、M1は1名、B3は12名、B2は5名の計58名が参加して下さいました。感染症予防のため、会食は行わず、ゲーム企画のみとしました。

ポイントハンティングとは指定された場所を班ごとに探し、証拠となる写真を撮影してポイントを稼ぐゲームです。お題となる写真は事前に3年生4名が撮影し、用意しました。当日は1班につき上級生2名、1年生4-5名の班でお台場を散策しました。班分けはランダムで行ったため、新入生同士にも新しい交流が生まれたのではないかと思います。

3年前に本企画が開催され、それ以降1度もコロナ渦で開催できていなかったため、今年実現できたことを嬉しく思います。ゲームを行いながら、お台場観光や談笑も楽しめる企画なので、参加してくれた方にとって、少しでも応化委員での良い思い出になっていれば幸いです。少しずつ対面企画を行えるようになってきているので、また盛り上がる企画を開催できればと思います。
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文責 B3 海老名沙羅